2019年12月12日
12月11日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・FOMC政策金利据え置き発表
・FOMC声明文では2020年は据え置き姿勢
・パウエルFRB議長の記者会見では慎重な姿勢が目立った
・YouGov獲得議席予想で保守党が獲得議席数予想を減らし労働党が伸ばしたことでポンドが一時下落したものの行って来いの状態
・FOMCと英選挙を控えてポンド以外は動きづらい状況
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
◎昨日の株価
◎各国長期金利
◎商品先物・インデックス先物
◎昨日の要人発言
ナバロ米大統領補佐官(通商製造政策局長)
「15日の対中追加関税を延期させるかは大統領が決める」
「その決定はまもなくされるだろう」
チャヴシュオール・トルコ外相
「露製ミサイルS400を巡ってトルコに対して米国が否定的な行
黒田日銀総裁
「来年の世界経済は全体として比較的明るいのではないか」
「米中経済はしっかりしている」
格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)
「経済成長が回復しなければ、インドは格下げの可能性」
パーデュー米農務長官
「米国が追加関税を発動しないことを望む」
米連邦公開市場委員会(FOMC)声明
「労働市場は力強く推移し、経済活動が緩やかなペースで拡大して
「雇用の伸びは概してここ数カ月堅調で、失業率は低いままだった
「家計支出は力強いペースで増加したが、企業の設備投資と輸出は
「前年同月比で見ると、全体のインフレ率と食品やエネルギー以外
「将来のインフレを示す市場ベースの指標は低いままで、調査に基
「委員会は法律上与えられた責務に従って、雇用最大化と物価安定
「金融政策の現在のスタンスは、経済活動の持続的な拡大、強い労
「委員会はFF金利の目標誘導レンジの適切な道筋を見極めるに当
「FF金利の目標誘導レンジの将来的な調整の時期と規模を決める
「この評価は、労働市場の状況に関する指標、インフレ圧力やイン
「決定は全会一致」
※前回の声明から「見通しに対する不確実性は残る」
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「米経済見通しは依然として好ましい」
「家計セクターは堅調。緩やかな経済成長が続くと想定」
「雇用市場は引き続き堅調な見通し」
「今年の利下げで米経済見通しを維持」
「現在の金融政策スタンスは引き続き適切である可能性」
「見通しの重大な変更に応じて対処していく」
「利上げの必要性、1990年代半ばの利下げサイクル時より低い
「利上げには著しく持続性のあるインフレ加速が必要」