2019年12月20日
12月19日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・スウェーデン中銀は政策金利を0.25%引き上げて0%に
・英中銀、ノルウェー中銀は政策金利据え置きを発表
・米下院でUSMCAを賛成多数で可決、上院に送付
・10年債利回りが各国上昇
・原油価格61ドル台に突入
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
◎昨日の株価
◎各国長期金利
◎商品先物・インデックス先物
◎昨日の要人発言
バーキン米リッチモンド連銀総裁
「FRBの政策は依然として緩和的」
浜田内閣官房参与
「マイナス金利は避けるべき」
「イールドカーブの微調整には限界、財政と金融の協調が必要」
「財政均衡見直せば、日本経済に希望が生まれる」
日銀声明
「海外経済の下振れリスクは引き続き大きい」
「長短金利操作の現状維持に原田委員、片岡委員が反対」
「政策金利のフォワードガイダンス維持に片岡委員が反対」
黒田日銀総裁
「物価は2%に向けて徐々に上昇率を高めていく」
「リスク要因は保護主義的な動きの動向とその影響」
「引き続き緩和方向を意識した政策運営が適当」
「国内景気は基調として緩やかに拡大」
「経済対策の具体的な効果は1月の展望リポートに織り込む」
「銀行の口座維持手数料はマイナス金利と直結して起こるわけでは
「マイナス金利の深堀りは必要になればあり得る」
李・中国首相
「来年の経済に下向きの圧力がかかる可能性がさらに高まる可能性
エリザベス女王
「1月31日にEUを離脱することが政府の最優先」
「政府は世界の先進国と貿易交渉を行うだろう」
英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
「0.75%の政策金利の据え置きを7対2で決定。2人が利下げ
「第4四半期GDP見通しを前回の+0.2%から+0.1%に下
「リスクが具体化せず、経済が全体的に予想通り回復すれば、緩や
プーチン露大統領
「中国と軍事同盟を結ぶ計画はない」
中国外務省
「米国と北朝鮮が問題解決に向けて積極的に動くことを希望」
「米中は朝鮮半島問題についての情報交換は継続」
ブラード米セントルイス連銀総裁
「FRBは2019年に政策をかなり大きく調整した」
「2020年に金利を変更する理由は見られない」
「貿易の不確実性は低下している」
ムニューシン米財務長官
「第1段階の合意を受けて、中国は米産農産物の購入を倍増する」
「第1段階の合意文書は翻訳されており、再交渉はない。署名は1
「第1段階の合意を実行することは重要だが、第2段階に向けても
メキシコ中銀声明
「7.25%への利下げは全会一致ではなく、1人のメンバーは7
「低いインフレ率や経済の緩みの拡大が利下げ理由」
「市場の不透明感によりリスクバランスは下方向に傾いたまま」
「USMCAの進展はペソの下落圧力を減少させた」
日銀 当面の金融政策運営について
1.日本銀行は、本日の政策委員会・金融政策決定会合において、
(1)長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)(賛成7反
短期金利:日本銀行当座預金のうち政策金利残高に▲0.1%のマ
長期金利:10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、長期国
(2)資産買入れ方針(全員一致)
長期国債以外の資産の買入れについては、以下のとおりとする。
①ETFおよびJ-REITについて、保有残高が、それぞれ年間
②CP等、社債等について、それぞれ約2.2兆円、約3.2兆円
2.わが国の景気は、海外経済の減速や自然災害などの影響から輸
3.先行きのわが国経済は、当面、海外経済の減速の影響が続くも
4.リスク要因としては、保護主義的な動きの帰趨とその影響、中
5.日本銀行は、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これ