2025年3月13日
3月12日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・米ホワイトハウスから「鉄鋼・
・欧州連合(EU)は米国の関税への対抗措置として「米国からの
・2月米消費者物価指数(CPI)が前月比+
・カナダ政府は米国産の鉄鋼とアルミニウムに13日から25%の追加関税を発動すると発表
・カナダ銀行(BOC)は政策金利を市場予想通り0.25%引き下げ、2.75%に引き下げた
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
3月13日6時時点
3月13日10時時点
◎昨日の株価
3月13日10時時点
◎昨日の要人発言
2日09:05 植田日銀総裁
「長期金利は市場に自由に形成されることが基本」
「(長期金利の上昇について)市場と我々(日銀)の見方に齟齬は
「基本的な物価上昇率は現時点でまだ2%を下回っている」
「海外の経済・物価動向を巡る不確実性を非常に心配している」
「長期金利が例外的に急上昇した場合、機動的なオペを臨時に実施
フォンデアライエン欧州委員長
「(米関税への)対抗措置は4月13日までに全面実施する」
シムカス・リトアニア中銀総裁
「将来的な金利決定についてコミットするのは非合理的」
ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「インフレが常に2%の水準にあるとは保証できない」
「インフレ目標に収束するように政策を設定する必要がある」
「中央銀行の当局者は機敏さを示さなければならない」
ラトニック米商務長官
「4月2日に予定されている自動車関税について再度表明」
「カナダとの緊張を緩和する」
カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明
「カナダ経済は、インフレ率が2%の目標に近づき、GDPが底堅
「しかし、貿易摩擦の激化と米国による関税の導入により、経済活
「政策環境が急速に変化しているため、経済見通しは引き続き通常
「米国のインフレ率は目標をわずかに上回っている」
「ユーロ圏の経済成長は2024年後半に緩やかだった」
「カナダドルは米ドルに対してはほぼ変わらず、他の通貨に対して
「インフレ率は2%の目標に近い水準を維持」
「コアインフレ率は、住宅価格インフレが持続していることが主な
「関税が価格に与える影響に対する懸念から、短期的なインフレ期
「経済成長は予想よりも力強いが、絶えず変化する米国の関税脅威
「こうした背景と、インフレ率が2%目標に近いことから、理事会
「金融政策では貿易戦争の影響を相殺することはできない」
「金融政策ができること、またしなければならないことは、価格上
「理事会は、経済の弱体化によるインフレの下押し圧力とコストの
「理事会はインフレ期待を注意深く監視する」
「国民の物価安定を維持することに尽力する」
マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁
「成長率の鈍化とインフレ率の上昇を同時に抑えることはできない
「関税はカナダ経済を弱体化させる」
「関税への対応をできる限り支援する」
「第1四半期の内需は非常に弱いと予想」
「50bpの利下げは真剣に検討しなかった」
「景気後退は米国の貿易政策に大きく左右されるだろう」
トランプ米大統領
「EUの対抗関税に対抗する」
「関税には柔軟性があるが、いったん開始すれば柔軟性はほとんど
「4月2日は非常に重要な日になるだろう」