2021年3月4日
3月3日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・10-12月期の豪国内
・ADP全米雇用報告で政府部門
・FRBは公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)で
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
◎昨日の株価
◎各国長期金利
◎商品先物・インデックス先物
◎昨日の要人発言
フライデンバーグ豪財務相
「金利が上昇し、財政の安定を脅かす時期が来るだろう」
片岡日銀審議委員
「見通しに対するリスク・バランスは、感染症の影響を中心に下振
「必要があれば、特別プログラムの再延長も含め、躊躇なく追加的
「金融政策においては、長短金利操作とコミットメントに関して緩
「積極的に国債を買入れ、長短金利を引き下げることが適当」
菅首相
「1都3県を対象とする緊急事態宣言の2週間延長を検討」
欧州中央銀行(ECB)関係筋
「債券利回り上昇を抑制するために、劇的な措置は必要ない」
スナク英財務相
「英国の戦時レベルの債務残高は無視できない」
「英経済は、来年半ばに新型コロナウイルス流行以前の水準を回復
「一時帰休労働者への支援は9月末に終了する」
「英国は新型コロナウイルス対策の追加支援で、今年と来年に65
「英国政府債務の対GDP比は、2020-21年が88.8%、
「2023年には法人税が25%へ上昇する見込み」
ワイトマン独連銀総裁
「ドイツ経済は、都市封鎖(ロックダウン)が長期化しても対応で
「欧州中央銀行(ECB)は、パンデミック緊急資産購入プログラ
「利回りの上昇幅は特に気になるものではない」
「ECBは不当な引き締めに対応する準備ができている」
「PEPPは柔軟性があり、預金金利の引き下げはECBの手段の
デコス・スペイン中銀総裁
「ECBは必要に応じてすべての措置を調整する用意がある」
「ECBはかなり大きな金融刺激策を維持する必要がある」
「為替相場の推移を監視し続ける必要がある」
デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「今年度の成長見通しは12月から基本的に大きく変わらない」
「21年の物価上昇率は前回ECB見通しを明らかに上回る」
「下半期は経済成長が強まると予想」
「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の購入ペースはい
テンレイロ英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「マイナス金利によるリバーサルレートは理論上のリスクであり、
「マイナス金利が銀行の信用供与を減らすとは考え難い」
「基本的な見通しでは、インフレリスクは見られない」
エバンズ米シカゴ連銀総裁
「失業率は9%近辺もしくはそれ以上」
「年末までに失業率は5%程度になると予想」
「ワクチンの進展は非常にポジティブ」
「インフレが急激に上昇する著しいリスクは見られない」
「利上げ検討前に2%以上のインフレを望む」
「インフレ率が3%まで上昇した場合は異常だが、上昇した場合で
「長期金利の上昇は前向きな経済的兆候であるという見解を共有」
「私の見通しは昨年12月以来改善している」
「金融市場はより前向きな見通しを織り込みつつある」
「イールドカーブ・コントロールについては考えていない」
クオモ・ニューヨーク州知事
(複数のセクハラ疑惑が浮上していることについて)
「私の行動を人々に不快感を与えた」
「お詫びする」
「私は一度も不適切に人に触れたことはない」
「辞任しない」
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「米経済活動はほとんどの地区で緩慢に拡大」
「個人消費と自動車販売に関してはまちまち」
「ほとんどの地区で製造業は緩やかに拡大」
「ホテルや小売、オフィス部門の商業用不動産の状況はやや悪化」
「ほとんどの地区では緩慢に雇用が改善」
「いくつかの地区では賃金がわずかに上昇」
「いくつかの地区では今後数カ月にわたって適度な価格上昇を見込