4月1日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2025年4月2日

4月1日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次 [隠す]

◎昨日の注目点

 

・日銀短観(3月調査)では、大企業製造業の業況判断指数(DI)は12と予想通りだったものの四半期ぶりの悪化となり、結果について日銀は、「自動車の業況感、米国発表の関税の影響は十分に織り込んでいない」とも述べている

・豪準備銀行(RBA)は予想通りに政策金利4.10%の据え置きを決定し、声明文でインフレ見通しに慎重なスタンスが示されたこと、ブロックRBA総裁の「本日は利下げについて明確に議論はしなかった。労働市場は依然として逼迫。5月理事会での利下げに向けた扉は開いていない」とのややタカ派的な発言を受けて豪ドルは買いで反応した

・3月米ISM製造業景況指数や2月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想より弱い内容だったことが分かると、米長期金利の低下とともに全般ドル売りが先行

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


4月2日6時時点

 

 

 

 

 

 

 

 


4月2日6時時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


4月2日6時時点

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

トランプ米大統領
「明日の夜、水曜日には関税の詳細がわかるだろう」
「場合によっては大幅に下がる可能性もある」
「我々はほかの国と比較しても、とても親切だ」

日銀
※3月短観について
自動車の業況感、米国発表の関税の影響は十分に織り込んでいな

オーストラリア準備銀行(RBA)声明
「引き続き、データとリスク評価の変化に基づいて決定」
「インフレを目標に戻す決意を固めており、その結果を達成するために必要なことを行う」
「インフレを持続的に目標に戻すことが最優先事項」
「世界経済と金融市場の動向、国内需要の動向、インフレと労働市場の見通しに細心の注意を払う」
金融政策は引き続き引き締め的
「基調インフレの継続的な低下は歓迎すべきだが、それでも双方にリスクがある」
「長期的なインフレ期待はインフレ目標と一致」
「基調インフレ率は2月の 金融政策声明で発表された最新の予測に沿って引き続き緩和」
「理事会は見通しについては慎重」

ブロックRBA(豪準備銀行)総裁
現時点では世界経済の見通しには多くの不確実性がある
インフレ圧力が依然としてあるため、先走りすぎないように注意する必要がある
本日は利下げについて明確に議論しなかった
「世界的なものを含め、下振れリスクについても少し話した」
「インフレを目標に戻すには政策が制限的だと判断」
「関税がインフレに与える影響は不確実」

グリーン英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「生産性の成長が低下することを懸念している」
「貿易転換は比較的迅速に起こる可能性がある」
関税は英国にとって全体的にデフレ要因となる
「賃金の伸びが期待するほど速く減速していない」

エスクリバ・スペイン中銀総裁
2%のインフレ目標に近づいている
「最近の物価データはディスインフレのプロセスを裏付ける」
関税についてかなりの懸念、評価する必要がある

レーン・フィンランド中銀総裁
「いかなる金利の道筋にも事前にコミットしないことが重要」
成長の見通しは依然として低調であり、リスクは下振れ方向
データが別の示唆をする場合、4月の利下げ一時停止は可能
「基本シナリオが維持される場合、4月のECB利下げは正しい決定」

ロシア政府高官
「現在の米国によるウクライナに関する提案は受け入れられない。なぜならモスクワが求める危機の根本原因への対応を考慮していないため」
「トランプ米大統領がウクライナに戦争を止めるよう求めたという話は聞いていない」

カーニー加首相
米国の関税に対して報復措置を取る
「取る措置については、慎重に検討する」

レビット米ホワイトハウス報道官
「トランプ大統領は市場の変動を深刻に懸念」
「トランプ氏の関税チームは現在、決定を完璧にしている」
関税は発表後直ちに発動
トランプ大統領は台湾海峡の平和の重要性を強調
自動車関税は4月3日に発動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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