4月14日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2025年4月15日

4月14日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

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◎昨日の注目点

 

・週末に米政権はスマートフォンなどの電子機器を相互関税の対象から除外したことでリスクオフが後退してスタートしたが、ラトニック米商務長官から電子機器などは今後予定している半導体関税の対象になると伝わると再度リスクオフが進んだ

・赤沢経済再生相から「為替については日米財務相の間で緊密に議論していく」などの発言が伝わるとドル円の上値を抑えた

・ニューヨーク連銀の最新調査によると、1年後のインフレ期待は3月に3.6%と前回の3.1%から上昇し、3年後のインフレ期待は3.0%と前回から変わらず、5年後のインフレ期待は2.9%と前回の3.0%から低下した

・ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事は講演で「関税によるインフレへの影響は一時的なものと予想」「経済が著しく減速し、景気後退入りの恐れがある場合、自身のこれまでの予想よりも早い時期に、より大きな度合いでの利下げを支持する」との見解を示した

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


4月15日6時時点

 

 

 

 

 

 

 


4月15日6時時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


4月15日6時時点

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

 

赤沢経済再生相
為替については日米財務相の間で緊密に議論していく

加藤財務相
「為替レートは市場において決定される」

トランプ米大統領
半導体への関税率は来週までに発表する予定
半導体への関税は遠くない将来に発動
(iPhoneへの関税についての問いに)一部企業についてはある程度の柔軟性が必要だ
「関税政策への適応後、市場は非常に強固になった」
「近い将来に戦争停止に向けた具体的な提案が浮上する」
ウクライナ大統領は常にミサイル購入を求めている
医薬品への大規模関税を近い将来実施する
「今日の株式市場は上昇している」
「必要なのは関税を課すことだけだ」
「誰も傷つけたくない」
「私は非常に柔軟な人間だ」
「自動車メーカーを支援する。少し時間が必要だ」
「「核兵器の夢を捨てない限りイランには厳しい対応」

植田日銀総裁
米関税で内外の経済・物価巡る不確実性が大きく高まった
経済・物価・金融情勢など予断持たず点検し、2%物価目標実現の観点から適切に政策運営していきたい
「世界・日本経済下押し、物価には上下双方向の様々な要因」

習・中国国家主席
「一方的な覇権主義と保護主義に反対し、多角的貿易体制を守るべき」
中国の巨大市場を常にベトナムに開放する

ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事
景気後退の脅威があれば、早期利下げを支持する
3月PCEインフレ率は2.3%でほぼ横ばいと予測
「関税が交渉によって引き下げられれば経済の混乱は小さくなると予測
「関税の影響は規模と期間に依存する」
「政策の将来は不透明、FRBは柔軟な姿勢を維持しなければならない」
景気後退リスクはインフレ上昇リスクを上回る
「関税によるインフレへの影響は一時的なものと予想」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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