6月26日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2024年6月30日

6月26日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・5月豪消費者物価指数(CPI)が前年比+4.0%と前月や予想を上回り、豪準備銀行(RBA)のインフレ懸念を裏付ける内容になり、RBA利上げへの警戒感で豪ドルは買いで反応

・豪ドル円は前日高値106.40円を上回り2007年以来の高値を106.77円まで更新し

・円の先安観を背景に全般円売りが先行すると、レジスタンスとして意識されていた4月29日の高値160.17円や1990年4月17日の高値160.20円を上抜けて、ドル円は取引終了間際には一時160.87円と1986年12月以来約37年半ぶりの高値を付けた

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

ケントRBA総裁補
豪中銀はインフレ抑制に必要なら追加引き締めも排除しない
「緩和を急ぐ必要はない。足元の経済指標はまちまちだが、インフレの上振れリスクを警戒する必要性が高まっている」
「現行4.35%の政策金利が需要の伸び鈍化とインフレ率低下につながっている」
金利は中立金利(景気を熱しも冷ましもしない水準)の推計値を明らかに上回っている

レーン・フィンランド銀行(中央銀行)総裁
欧州中央銀行(ECB)の利下げ、今年あと2回との期待は妥当

パネッタ伊中銀総裁
「金利変更のタイミングに関する軽率なフォワードガイダンスさえも避けるべきだ」
「ECBは見通しが維持されれば徐々に金利を引き下げる可能性がある」
「粘着的なサービスインフレは決して異常ではないと信じる理由がある」

カザークス・ラトビア中銀総裁
「金融緩和を急ぐ必要はない」
「利下げは一歩ずつ進めてゆく」

神田財務官
「為替、行き過ぎた動きには必要な対応をとっていく」
「特定の相場水準は考えていない、無秩序な動きには対応」
「方向としては必ずしも円安を正当化する状況ではない」
「高い警戒感を持って市場の動向を注視している」
「最近の為替の動きは一方向」
「最近の急速な円安進行に関しては深刻な懸念を有する」
「為替の足もとの動きは急激」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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