2020年7月16日
7月15日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・日銀は金融政策決定会合を開き、大規模金融緩和政策の据え置きを決定
・カナダ銀行(BOC)は政策金利を0.25%のま
・週間在庫統計で
・ジョーダン・
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
◎昨日の株価
◎各国長期金利
◎商品先物・インデックス先物
◎昨日の要人発言
カプラン米ダラス連銀総裁
「経済に再び著しい減速が見られるが、2021年はトレンドを上
「マスク着用はウイルス感染を抑える」
ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「新型ウイルスを制御できるまで経済を完全に再開できない」
「更なる財政支援策が失業者や地方政府にとって必要」
「新型コロナ感染の拡大が経済に直接影響」
「新型コロナウイルスの感染急増で、経済見通しを修正している」
「景気の回復ペースは、ゆっくりとしたものになる」
「失業率は2020年末まで10%超と予想」
「回復の道のりは遅く、緩やかと予想」
「FRBはインフレが2%をオーバーシュートするまで利上げを検
トランプ米大統領
「香港はこれから中国本土と同様に扱う」
「香港市民の自由は失われた」
「中国は新型コロナウイルスを秘匿し、世界に広げたすべての責任
「習近平・中国国家主席と会談する予定はない」
アーダーンNZ首相
「NZはウイルスが国境を通り抜けることの準備をしなくてはなら
「最初の対応は地域間のロックダウンになるだろう」
日銀声明
「新型コロナの影響を注視し、必要な躊躇なく追加緩和」
「片岡委員は長短金利引き下げで緩和強化が望ましいとして反対」
「景気は経済活動が徐々に再開しているが極めて厳しい状況」
「消費者物価、当面マイナスで推移するとみられる」
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
「中国との通商合意はまだ継続されている」
黒田日銀総裁
「必要なら躊躇なく追加緩和措置を講じる」
「リスクバランスは経済物価いずれも下振れリスクの方が大きい」
「先行き不透明感が極めて強い」
「3月以降のコロナ対応の効果が発揮している」
「景気は緩やかながらも着実に回復していく」
「社債市場の機能低下が議論になっていると思っていない」
「香港は金融市場として重要、今後の動向は慎重に見ていく必要」
「新興国は引き続きコロナ感染が拡大しており、問題が大きい」
「日本経済、モノ消費や生産は底を打った」
「20年度の成長率見通し、4月予想より若干下方修正」
「デフレに陥ると今のところ懸念していない」
「予想インフレ、中長期はそれほど下がっていない」
中国外務省
「英国は、華為技術(ファーウェイ)に関する合意を破棄した」
「中国は、南シナ海問題を巡る米国の制裁を恐れていない」
テンレイロ英MPC委員
「マイナス金利に関する協議は行われている」
「景気回復のための追加緩和策を支持する用意がある」
ロベーン・スウェーデン首相
「新型コロナウイルス復興基金は、貸付方式であるべきであり、補
仏政府関係者
「今週末の欧州連合(EU)首脳会議で、新型コロナウイルス復興
英首相報道官
「中国との建設的な関係構築の継続、ファーウェイ排除の決定でも
「英のファーウェイ排除、米の対中制裁も影響」
石油輸出国機構(OPEC)筋
「石油輸出国機構(OPEC)プラス・監視委員会では、全ての閣
カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明
「経済が再開から回復に移行するに伴い、大規模金融支援策は引き
「2%インフレ目標の持続的達成のため政策金利を下限で維持」
「低金利維持のため週50億ドル以上のペースでの国債買い入れプ
「量的緩和(QE)プログラムは回復が十分に進行するまで継続」
「回復を支援しインフレ目標を達成するために、必要に応じて追加
「実質GDPは2020年に7.8%減、2021年に5.1%増
「需要回復が供給の遅れに続き、重要なディスインフレ圧力を予測
香港政府
「米大統領が署名した制裁法に断固として反対」
「中国政府が講じる対抗措置と完全に協力」
「米政府の措置は米中、香港の利益を損なう」
ポンペオ米国務長官
「ファーウェイのような人権侵害を助長する企業の社員に対しビザ
「中国共産党は自由と民主主義を危機に晒している」
「中国とはあらゆるレベルでの対話は継続」
マックレム・カナダ銀行(BOC)総裁
「金融刺激策の影響やイールドカーブコントロールについても議論
「我々の見通しは新型ウイルス次第」
「政策金利が上昇するのはかなり先のこと」
「コロナ第2波となれば、これまでのシナリオが覆され更なる緩和
「0.25%の政策金利を少なくとも2年維持する見通し」
ロート独欧州担当相
「週末のEU27カ国首脳会議、EU予算や復興基金案が合意に至
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「米経済活動はほぼ全ての地域で回復した」
「パンデミック前の水準を依然として下回っている」
「見通しは依然として極めて不透明」
◎経済・物価情勢の展望(日銀展望リ ポート)
●日本経済の先行きを展望すると、経済活動が再開していくもとで
●先行きの物価を展望すると、消費者物価(除く生鮮良品)の前年
●今回の経済・物価の見通しは、いずれも、概ね前回の見通しの範
●こうした先行きの見通しについては、感染症の帰趨やそれが内外
●リスクバランスは、経済・物価のいずれの局通しについても、感
◎当面の金融政策運営について
1. 日本銀行は、本日、政策委員会・金融政策決定会合において、以下
(1)長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)(賛成8反
次回金融政策決定会合までの金融市場調節方針は、以下のとおりと
短期金利:日本銀行当座預金のうち政策金利残高に▲0.1%のマ
長期金利:10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を
(2)資産買入れ方針(全員一致)
長期国債以外の資産の買入れについては、以下のとおりとする。
①ETFおよびJ-REITについて、当面は、それぞれ年間約1
②CP等、社債等については、それぞれ約2兆円、約3兆円の残高
これに加え、2021年3月末までの間、それぞれ7.5兆円の残
2.日本銀行は、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これ
引き続き、①新型コロナ対応資金繰り支援特別プログラム、②国債
当面、新型コロナウイルス感染症の影響を注視し、必要があれぱ、