7月21日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2024年6月30日

7月21日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・5月全国消費者物価指数(CPI)がコア指数・コアコア指数ともに市場予想を下回ったことを受けて「日銀が金融引き締めを積極的に行えないのでは」との思惑が広がり、円安が進んだ

・米財務省は半期ごとに公表する外国為替政策報告書で、日本を「監視リスト」に追加したと発表

・ユーロ円は一時170.91円と4月29日以来の高値を更新、ポンド円は一時202.08円と2008年8月以来の高値、豪ドル円は106.17円と07年11月以来の高値、NZドル円は97.83円と1986年6月以来の高値を記録した

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

グールズビー米シカゴ連銀総裁
「利下げ前に年間のインフレ率が2%を付ける必要はない」

神田財務官
「米国の為替リストは機械的基準に照らして評価」
「何か問題があるとは捉えていない」
「為替介入には効果があった」
「過度な変動があれば適切に対応する方針は変わらない」
「今の為替の動きは何か一つの要因というわけではない」

林官房長官
「米為替報告書の監視対象指定、日本の為替政策を問題視していると意味するものではないと理解」
「円に対する高い信認を維持すること重要」
「為替相場はファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要」
「政府は引き続き為替市場の動向をしっかり注視し万全の対応」

鈴木財務相
「過度の為替変動は経済に悪影響」
「各国と緊密に意思疎通をとる」

植田日銀総裁(内田副総裁が代読)
「国債買い入れの減額、相応の規模になる」
「景気、一部に弱めの動き見られるが緩やかに回復している」
「消費者物価の基調的な上昇率、需給ギャップ改善や中長期的な予想物価上昇率の上昇で徐々に高まっていく」
「金融・為替市場の動向や日本経済・物価への影響、十分注視する必要」
「見通しに沿って経済・物価展開すれば、金融緩和の度合い調整していく」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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