8月16日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2023年8月17日

8月16日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・NZ準備銀行(RBNZ)は市場予想通りに政策金利を5.50%で据え置き、注目された声明で、金利の高止まりが示唆されたことがNZドルの買い戻しに繋がった

・米連邦準備理事会(FRB)が発表した7月米鉱工業生産が予想を上回ったことなどを手掛かりに円売り・ドル買いが先行

・連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「大半の当局者はインフレに著しい上振れリスクがあるとみている」「インフレリスクによりさらなる金融引き締めが必要となる可能性がある」との見解が示されると、FRBによる金融引き締めが長期化するとの観測が高まりドル買いが加速、ドル円は5時前に一時146.41円と昨年11月以来9カ月ぶりの高値を更新した

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


8月17日6:00時点

 

 

 

 

 

 


8月17日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 

88月17日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

 

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)声明
金利を当面は制限的なレベルに留める必要があることに同意
「総合インフレ率とインフレ期待は低下したが、コアインフレ率の指標は依然として高すぎる」
「金利がしばらく制限的な水準に留まることで、インフレは年率1-3%の目標範囲内に戻ると確信」
「短期的には経済活動とインフレ率が予想ほど減速しないリスクがある」
「ニュージーランド経済は概ね予想通りに推移」

オアNZ準備銀行(RBNZ)総裁
「コアインフレ率は依然として高過ぎる」
「オフィシャルキャッシュレート(OCR)の上昇軌道(予測)はフォワードガイダンスではない」
利下げについてはあまり議論されていない

ショルツ独首相
「エネルギー価格はさらに下がる必要がある」
「経済は大方の予想よりもうまく危機を乗り越えた」

米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(7月25-26日分
当局者はインフレリスクによりさらなる引き締めが必要となる可能性と指摘
「複数の当局者は金融情勢が過度に逼迫するリスクを考慮する必要があると指摘」
「当局者はインフレに著しい上振れリスクがあると指摘」
7月会合では2人が金利据え置きを支持
「当局者は次回の金利決定を経済とインフレに関するデータの総合性で判断」
「一部当局者は銀行の信用状況が予想よりも厳しいと見ている」
「インフレは昨年半ば以降鈍化しているが、依然として目標の2%を大きく上回っている」
「当局者らはインフレ率の目標達成には失業率の上昇と成長鈍化が必要と見ている」
「スタッフは2023年に景気後退はないと見ているが、24-25年は経済成長が鈍化するとみている」

米ホワイトハウス
「中国のGDPデータには透明性の問題がある」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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