2019年8月23日
8月22日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・メルケル首相とマクロン大統領のバックストップ案解決策に前向き姿勢でポンド急騰
・ECB理事会議事要旨が公表されたもののユーロの動きは限定的
・ドイツやユーロ圏などのPMIが市場予想を上回り、先月よりも改善した結果が出たことで一時ユーロ買い
・ジャクソンホール経済シンポジウム1日目スタート
・韓国政府がGSOMIA(軍事情報包括保護協定)の破棄を決定
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
◎昨日の株価
◎各国長期金利
◎商品先物・インデックス先物
◎昨日の要人発言
中国商務省
「米国による関税の影響は全体的に管理可能」
「トランプ大統領は香港は中国の一部と述べており、香港の件に干
ザリフ・イラン外相
「イランは湾岸で戦争を始めるつもりはないが自分自身は守る」
欧州連合(EU)高官
「貿易摩擦は世界経済の成長にとって1つの重要なリスクであると
「G7サミットが貿易摩擦をある程度和らげることができるだろう
「米欧の貿易関係に関する楽観的な見通しが描けるだろう」
ジンガレッティ伊民主党(PD)党首
「新たな政権を組成に挑む準備はできている」
韓国大統領府
「日韓の安全保障協力環境を日本は大きく変えた」
「日韓情報協定を更新せず」
2日本政府筋
「日韓情報保護協定の破棄は極めて遺憾」
マクロン仏大統領
「合意なき英・欧州連合(EU)離脱はEUの選択ではないが、そ
「30日以内に何らかの賢明な策を見い出せると自信」
「ジョンソン英首相との協議は建設的だった」
「英仏は英・EU間でBrexit合意のため9月末まで協議継続
ジョンソン英首相
「合意あり・なしにかかわらず、10月31日にEUを離脱する」
「英とEUは合意に至ることができると考える」
「昨日の独首相との会談で勇気づけられた」
「アイルランド国境問題を解決するためにまだ時間はある」
欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(7月24日-25日分)
「景気減速は予想よりも長引いている」
「製造業の弱さがサービス産業へ波及することを懸念」
「長期インフレ予測の低下が大きな懸念」
「緩和スタンスを長期間維持することで一致」
「利下げや新たな債券購入を含めた刺激策が必要な可能性」
ジョージ米カンザスシティー連銀総裁
「消費者の信頼感は維持されている」
「企業は雇用者を求めており、賃金上昇を予想」
「金利は均衡、据え置きを望む」
「0%近傍の実質金利を維持へ」
「経済は下方リスクを吸収」
「金融政策は長期的な視点で遂行」
「現時点では米国がマイナス金利を取り入れるとは思えない」
「経済の下降シグナルは出ていない」
メルケル独首相
「10月31日までにバックストップの解決策をみつけることがで
トランプ米大統領
「米国は独と競争をしているが、FRBはやるべきことをやってい
「FRBは競争において米国に不利な状況に追い込んでいる」
「経済は非常に好調」
「FRBは簡単に記録を更新することができる」
「疑問なのはなぜ米国が独や他の国よりも金利を多く払わなくては
「変えるのは遅くではなく、早くするべき」
「米国は単に勝つだけではなく、大勝利するべき」
ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「FRBは米国にとって適切な行動を取る必要」
「金利は他の目標金利が大きく離れることは出来ない」
「さらなる緩和を予想せず」
「私は渋々利下げを支持した」
「米労働市場は力強く、インフレは緩やかに上昇している」
独連銀
「現時点では財政出動は必要ないと考える」
カプラン米ダラス連銀総裁
「リスクはダウンサイド」
「消費が強ければ強固な成長を予想」