9月18日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2024年9月19日

9月18日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・8月貿易統計(通関ベース、季調前)は6953億円の赤字と2カ月連続の赤字を記録

・8月英消費者物価指数(CPI)がコア指数で前月比で予想を上回ったことでポンドは買いで反応

・米連邦準備理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の大幅利下げを決めたと発表

・FOMC直前の金利先物市場は0.50%の利下げを6割、0.25%の利下げを4割織り込んでいたが、エコノミストの多くは0.25%の利下げを予想していたため、結果公表後はドル売りで反応しドル円は一時140.45円と日通し安値を更新

・同時に公表されたFOMCメンバーによる金利見通し(ドット・チャート)では、2024年末時点の中央値が4.375%、25年末時点が3.375%、26年末時点が2.875%となり、年内残り2回の会合で0.50%の追加利下げの可能性が示唆された

・長期金利見通しは2.875%と前回の2.750%から上方修正

・パウエルFRB議長がFOMC後の会見で「FRBが急いでいることを示唆する予測は何もない」「適切であれば、利下げを早めたり遅らせたり、一時停止したりする」と述べたほか、「0.50%の利下げは後手に回らないという決意のサイン、新たなペースと見なすべきではない」と話すと、ドルを買い戻す動きが活発化し、一時は3.63%台まで低下した米10年債利回りが3.71%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、ドル円は5時前に142.71円と日通し高値を更新

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


9月19日6:00時点

 

 

 

 

 

 


9月19日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 


9月19日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 


ダウ平均日足チャート

 

 

 

 

 

 


S&P500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 


ナスダック日足チャート

 

 

 

 

 

 


日経225日足チャート

 

 

 

 

 

 


日経500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎各国長期金利

 

 


米2年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


米10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


日10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


スペイン10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ポルトガル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


イギリス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ポルトガル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


南ア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ブラジル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


メキシコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


カナダ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


オーストラリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ニュージーランド10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎商品先物・インデックス先物

 


ドルインデックスチャート

 

 

 

 

 

 


VIX指数チャート

 

 

 

 

 

 


WTI原油価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


金価格チャート

 

 

 

 

 

 


銀価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


銅価格チャート

 

 

 

 

 

 


鉄鉱石価格チャート

 

 

 

 

 


CRB指数チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

ビルロワドガロー仏中銀総裁
金利は引き続き引き下げられるべき

米連邦公開市場委員会(FOMC)声明
「最近の指標は経済活動が引き続き堅調なペースで拡大していることを示している」
雇用の増加は鈍化し、失業率は上昇しているが依然として低い
「インフレ率は委員会の目標である2%に向けてさらに進展しているが、依然としてやや高い水準にある」
「委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す
委員会はインフレが持続的に2%に向かっているという確信を深めており、雇用とインフレの目標達成に対するリスクはほぼ均衡していると判断
「経済の見通しは不確実で、委員会は2つの使命の両面に対するリスクを注視している」
「インフレの進展とリスクのバランスを考慮し、委員会はFF金利の目標レンジを0.50%引き下げ、4.75-5.00%にすることを決定」
「FF金利の目標レンジの追加調整を検討するにあたり、委員会は今後入手するデータ、変化する見通し、リスクのバランスを慎重に評価する」
「委員会は保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券の削減を続ける」
「委員会は、雇用の最大化を支援し、インフレ率を2%の目標に戻すことに強くコミット」
「金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する」
「委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合には、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある」
「委員会の評価は労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する」
反対票を投じたのはボウマン氏で0.25%の利下げを支持

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「米国経済は全体的に強い」
労働市場はかつての過熱状態から冷え込んでいる
「FOMCは引き続き二つの責務に焦点を合わせている」
「FRBは経済の強さを維持することにコミット」
「FRBは政策調整により労働力の強さを維持できる」
利下げは労働市場の強さが維持でき、インフレが低下するという信頼を反映
「失業率は上昇しているが、依然として低い」
「労働市場はコロナ前よりも逼迫していない」
「長期的なインフレ期待はしっかりと抑制されているようだ」
「インフレ率の上昇が大きな困難をもたらすことを痛感している」
「インフレの上振れリスクは減少、雇用の下振れリスクは増加」
「雇用とインフレのリスクはほぼ均衡している」
FRBは事前に決められた道をたどっているわけではない
「FRBは今後も会合ごとに決定を下していく」
抑制策の緩和が遅すぎると、労働市場や雇用が過度に弱まる可能性がある
「FRBが急いでいることを示唆する予測は何もない」
適切であれば、利下げを早めたり遅らせたり、一時停止したりす
0.50%の利下げを新たなペースと見なすべきではない
「利下げは後手に回らないという決意のサイン」

ウォーレン上院議員(米民主党)
「今回の利下げはパウエル氏が利下げを待ちすぎたことを示す新たな証拠だ」
「さらなる利下げが必要」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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