9月20日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2023年9月21日

9月20日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・早朝にイエレン米財務長官が「日本の円介入に関する見解は状況次第」「円のボラティリティを滑らかにする必要を理解」と発言したことが伝わると、実弾介入の準備が整ったと受け止められ警戒感が高まりドル円の上値を抑えた

・15時に発表された8月英消費者物価指数(CPI)が総じて予想を下回ったことでポンド売りで反応

・米連邦準備理事会(FRB)は19-20日に開いたFOMCで市場予想通りFFレートの誘導目標を5.25-5.50%に据え置くことを決めたと発表

・声明では景気認識を「堅調なペースで拡大している」と上方修正したうえで、2023年と24年の成長率見通しを引き上げ

・政策金利見通し(ドット・チャート)では24年末の予想中央値を5.125%(前回4.625%)、25年末を3.875%(同3.375%)に引き上げ

・パウエルFRB議長はFOMC後の会見で「FRBは金利決定について慎重に進める」としながらも、「今後の決定はデータ次第」「経済活動は予想以上に好調」「適切であれば追加利上げの用意がある」などと語ったことで、FRBの金融引き締めが長期化するとの見方が改めて意識されると、米金利の上昇とともにドル買いが優勢となった

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


9月21日6:00時点

 

 

 

 

 


9月21日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


9月21日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 


ダウ平均日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 


S&P500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 


ナスダック日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 


日経225日足チャート

 

 

 

 

 

 

 


日経500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎各国長期金利

 

 


米2年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


米10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


日10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


スペイン10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ポルトガル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


イギリス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


フランス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


南ア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ブラジル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


メキシコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


カナダ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


オーストラリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

ニュージーランド10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎商品先物・インデックス先物

 

 


ドルインデックスチャート

 

 

 

 

 


VIX指数チャート

 

 

 

 

 


WTI原油価格チャート

 

 

 

 

 

 


金価格チャート

 

 

 

 

 


銀価格チャート

 

 

 

 

 


銅価格チャート

 

 

 

 

 


鉄鉱石価格チャート

 

 

 

 

 


CRB指数チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

神田財務官
為替相場、米当局とは日ごろから極めて緊密に意思疎通
「過度な変動が好ましくないという認識を共有」
行き過ぎた変動に対して適切な対応をあらゆる手段を排除せずに取る

中尾元財務官
主要中銀との金融政策の違いが拡大し、行き過ぎた円安であることに変わりない
「日銀が為替は政府の責任分野と考えているなら、介入の必要性高まる」
「今後再び円安に振れる局面で為替介入することは十分考えられる
「国債流通利回りが安定的に推移している今こそ(YCC修正)検討始めるチャンス」

マクルーフ・アイルランド中銀総裁
利下げはもうそこまで来ている
「2024年3月の第1回利下げは時期尚早だろう」
「次回の会合で利上げを実施するとは言っていないが、我々は頂上付近にいる」

米政府高官
「バイデン米大統領が21日にウクライナへの大規模な軍事支援策を発表」

マッカーシー米下院議長
「暫定法案が明日通過するとは保証できない」

カナダ中銀(BOC)議事要旨
「9月会合で利下げは議論されなかった」
「政策引き締めは潜在的な選択肢にとどまるべき」
「現在の賃金の伸びは物価の安定と矛盾している」
「過剰需要は減少する見通し」

 

米連邦公開市場委員会(FOMC)声明
「最近の指標は、経済活動が堅実なペースで拡大していることを示している」
ここ数カ月間、雇用の増加は鈍化したが依然として堅調で、失業率も低いままだ
インフレ率は引き続き高止まりしている
「米国の金融システムは健全で強固だ」
「家計や企業の信用状況の引き締まりが経済活動、雇用、インフレの重しになる可能性がある」
これらの影響の程度は引き続き不透明だ。委員会は引き続き、インフレのリスクに大いに注視している
「委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す
「これらの目標を支援するため、委員会はフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを5.25-5.50%で据え置くことを決定した」
「委員会は追加情報と金融政策への影響を引き続き評価する」
「徐々にインフレ率を2%に戻すために適切とみられる追加的な金融政策の引き締めの程度を決めるに当たり、委員会は金融政策の度重なる引き締め、金融政策が経済活動とインフレ率に及ぼす影響の遅れ、および経済と金融の動向を考慮する」
さらに、以前発表された計画で説明されている通り、委員会は保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券の削減を続ける
「委員会は、インフレ率を2%の目標に戻すことに強く取り組む」
「金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する」
「もしも委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある」
「委員会の評価は、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する」
「今回の金融政策決定は全会一致」

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「二つの責務に正面から取り組む」
FOMCの決定は今後のデータを基に行う
FRBは金利決定について慎重に進める
「労働市場は依然として逼迫しており、需要と供給のバランスは改善し続けている」
失業率は3.8%と依然として低い
「名目賃金の伸びはある程度緩和の兆しを見せている」
「労働需要は依然として供給を上回っている」
「2%のインフレ目標への道は長い」
FRBは8月のコアPCEが前年比3.9%上昇と予想
「現在の金融政策スタンスは制限的だと見ている」
「FOMCはこれまでの進展を考慮して金利据え置きを決定した」
適切であれば追加利上げの用意がある
「インフレ低下にはトレンド以下の成長期間と労働市場の若干の軟化が必要」
金利を据え置いたからといって、我々が求める政策スタンスに到達したという意味ではない
「経済活動は予想以上に好調」
「実質金利は有意にプラス」
「経済活動の力強さが、金利の引き上げを必要とする主な理由」
「到達すべき地点にかなり近い」
「1回の利上げに大きな重要性はない」
「ソフトランディングは基本シナリオではない」
「ソフトランディングはFOMCの第一の目標」
「エネルギー価格の上昇が続くとインフレに影響を与える可能性がある」
ストライキ、政府機関の閉鎖、学生ローンの支払い再開、長期金利の上昇がリスクの一つである
経済が予想より強ければ、さらに行動する必要がある
「自然利子率が高くなった可能性があるが、まだわからない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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