米PCEデフレーターや日本当局による介入に注目! 「5月27日週の注目点とイベントスケジュール」

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2024年5月27日

米PCEデフレーターや日本当局による介入に注目! 「5月27日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週は米製造業・サービス業・総合PMI(速報値)が強い結果となり、FRBの利下げ先送り観測が進みドル円は一時157.20円まで上昇しています。

 

英国ではスナク英首相が議会解散を発表し、7月4日が総選挙となりました。

与党の支持率が低下しており政権交代の可能性があり、ポンドの動きが不安定になるのではないかと予想されています。

 

今週は月末週でロンドンFIXに向けてはリバランスなどの動きが出てくる可能性があるので注意しておきたいと思います。

また、FRBが注目しているPCEデフレーターに注目。

介入実績はじめ、日本当局による円売り介入に注目しておきたいと思います。

目次

◎今週の注目点

 

1)経済指標

 

豪CPI(消費者物価指数)

RBA理事会で追加利上げが検討されていただけに、今回のCPI(消費者物価指数)が市場予想を上振れするような結果になった場合は次回RBA理事会で追加利上げ予想が高まるのではないかと注目しています。

豪CPI(消費者物価指数)は、1・2月は3.4%、3月分は3.5%とインフレ再加速の可能性が出てきており、今回の4月分が3月分を上回りインフレ加速の可能性に繋がるのかにも注目です。

 

 

 

ドイツHICP(消費者物価指数)(速報値)

欧州ECBは6月利下げが濃厚となっており、年内の追加利上げ回数に注目が集まっています。

欧州最大の経済国であるドイツの物価が低下していれば追加利上げのハードルが下がるのではないかと注目しています。

 

 

 

米失業保険申請件数、GDP(改定値)、米個人消費

失業保険申請件数は毎週発表されるため雇用指標の先行指標として注目されています。

FRBが雇用指標に注目しているため、失業保険申請件数の結果が悪化していた場合は利下げ期待に繋がるのではないかと思います。

特に継続申請の結果が悪化していた場合が利下げ期待に繋がるのではないかと思います。

また、同時に発表されるGDPや個人消費が悪化していた場合も利下げ期待に繋がるのではないかと注目しています。

 

 

 

フランス・ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(速報値)

欧州でドイツに次ぐ経済国であるフランスや欧州全体のユーロ圏の物価に注目。

物価低下が確認されれば6月以降の追加利下げ期待に繋がるのではないかと思います。

 

 

 

外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)

4月末に介入された結果が公表されます。

どの程度の規模が介入されていたのか、介入実績に注目です。

 

 

 

米PCEデフレーター

FRBが最も重要視している物価指標のPCEデフレーターが高止まりしているのか、それともインフレが加速しているのか結果に注目です。

前回3月分の2.8%を超えるのか、それとも低下するのか注目です。

高止まりしていた場合やインフレが加速した場合は利下げ先送り期待に繋がり、場合によっては追加利上げ期待にも繋がるのではないかと注目しています。

 

 

 

カナダGDP

カナダ中銀は6月利下げの可能性が出てきています。

今回発表のGDPで弱い経済状況が確認されるようであれば、6月利下げの可能性が高まるのではないかと注目しています。

 

 

 

2)要人発言

 

各国、利下げ時期と利下げ回数に注目が集まっています。

 

ECBは6月利下げが濃厚、カナダ中銀は6月利下げの可能性あり、英中銀は6月利下げの可能性が残っている状況です。

今後、6月に利下げが実施されるのか、利下げの可能性が出てくるのか、各国の要人発言の内容に注目しておきたいと思います。

またECBは6月利下げを織り込んでいるだけに、年内の利下げ回数や追加利下げのペースについての発言にも注目です。

 

FRBは強い経済と根強いインフレ圧力により利下げ先送り観測が高まっていましたが、弱い雇用統計などで再度利下げ期待が高まってきています。

一部では年内の利下げが出来ない可能性も予想されており、利下げ開始を9月にするのか、12月にするのか、来年に持ち越すのか、発言内容に注目しておきたいと思います。

 

 

 

3)円安・介入警戒

 

ドル円160円超えたことから円買い介入が始まり、3度もしくは4度の円買い介入でドル円は153円台まで下落しました。

マーケットも円買い介入によって上値の重い展開を意識するようになっています。

このままドル円が153円~157円のどこかで落ち着くのか、再度157円を超えて160円を目指す展開となるのか注目です。

 

また、円買い介入がどの水準で実施されるのかにも注目です。

現在、ドル円の上値は157円が節目として注目されており、157円を超えた時に介入の動きが出てくるのかに注目です。

 

そのほか、欧州や米国がいつまで介入を許容してくれるのか、海外の反応にも注意しておきたいと思います。

イエレン財務長官は「G7国の通貨は市場で決定されるべき」「為替介入はまれな行為であるべき、他国への伝達必要」との考えを改めて強調し、日本当局による円買い介入に対して繰り返しけん制するような発言をしています。

 

ドル円がこのまま上昇を続けるのか、再度介入するのか、介入に関する発言などに注目です。

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

5月27日(月曜日)

 

英国休場(スプリングバンク・ホリデー)

米国休場(メモリアルホリデー)

 

09:05 JPY 植田日銀総裁発言

11:05 JPY 内田日銀副総裁発言

12:40 EUR ブイチッチ・クロアチア中銀総裁発言

21:00 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト発言

 

 

5月28日(火曜日)

 

00:30 EUR ホルツマン・オーストリア中銀総裁

02:45 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

10:30 AUD 豪小売売上高

13:55 USD ボウマンFRB理事、メスター・クリーブランド連銀総裁発言

13:55 CHF ジョーダンSNB総裁発言

13:55 EUR シュナーベルECB専務理事発言

22:15 EUR クノット・オランダ中銀総裁発言

22:55 USD カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁発言

23:00 USD 米消費者信頼感指数

 

 

5月29日(水曜日)

 

02:00 GBP ハスケルBOE外部理事発言

02:00 USD 米5年債入札

02:05 USD クックFRB理事発言

10:30 JPY 安達日銀審議員発言

10:30 AUD 豪CPI(消費者物価指数)

21:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)(速報値)

 

 

5月30日(木曜日)

 

02:00 USD 米7年債入札

02:45 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

03:00 USD ベージュブック(米地区連銀経済報告)

08:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

09:00 CHF ジョーダンSNB総裁発言

10:30 AUD 豪建築許可件数

16:00 CHF スイス1~3月期GDP

21:30 USD 米失業保険申請件数、GDP(改定値)、米個人消費

23:00 USD 米中古住宅販売保留

 

 

5月31日(金曜日)

 

00:00 USD 原油在庫量

01:00 GBP ブリーデンBOE副総裁発言

01:05 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

03:50 GBP ベイリーBOE総裁発言

06:00 USD ローガン・ダラス連銀総裁発言

15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(速報値)

18:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(速報値)

19:00 JPY 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)

21:30 USD 米PCEデフレーター

21:30 CAD カナダGDP

 

 

6月1日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

07:15 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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