2019年10月22日
「即位礼正殿の儀」で東京休場、欧米市場は英国議会次第! ~10月22日の注目点とイベントスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日も、英国議会で離脱案の採決が行われるといった情報でポンドが動き、結局、英国議会でバーコウ議長が裁決を見送るなど、離脱案の審議・採決を巡り情報が錯綜しています。
この状況は、本日も続くのではないかと思われます。
また、不気味なのが、日経先物です。
米株は、そこまで伸びていないのに、日経は異常なほど好調です。
台風被害で農水産物の被害は甚大、次の日銀会合では物価見通し下方修正など、悪材料があるにもかかわらず、上昇を続けています。
本日の「即位礼正殿の儀」に対するご祝儀相場なのでしょうか!?
本日は東京市場は休場です。
このまま日経先物上昇するのか!?
明日の東京市場に向けて注目です!
目次
◎本日の注目点
1)Brexit交渉
昨日はバーコウ英下院議長が、本採決を見送りました。
19日に先送りされた内容と、昨日提出された採決は内容が同じため、同じことの繰り返しになり時間の無駄という判断らしいです。
EUとの間で合意された離脱案の採決は、英国内の関連法案が全て審議された後ということです。
野党や北アイルランドDUP党は、合意なき離脱などが出来ないように、また、自分たちに不利な内容でEUとの合意内容にならないように、いくつもの関連法案や修正案を提出し審議・採決されると思われます。
本日も英議会が開催され、審議・採決が行われると思います。
一部情報では、日本時間23日2:00や3:00、4:00に新しい法案採決があると出ています。
多くの情報が錯綜しているため、時間までは分かりませんが、本日の夜も議会が開催されるため、議会内容に要注目です。
2)リスク要因
・Brexit交渉
・米国による対EU報復関税発動
・米中関係
・トルコのシリア侵攻
・香港デモ
・サウジ、イラン、イスラエル、中東問題
・北朝鮮
Brexit交渉が1番のリスク要因ですが、米中関係やトランプ弾劾も気になります。
また、トルコと米国の間で停戦合意したシリア侵攻ですが、約束の5日間が今日で終わります。
トルコは5日間の停戦合意が終了する前に、プーチン大統領との会談が予定されています。
トルコは、再度シリアに侵攻するのか!?
プーチン大統領の影響力は!?
トランプ大統領はどうするのか!?
今後のためにも注目です。
◎本日のイベントスケジュール
10月22日(火曜日)
即位礼正殿の儀の祝日で休場
21:30 CAD カナダ小売売上高
23:00 USD 中古住宅販売戸数
10月23日(水曜日)
02:00 USD 2年債入札
06:45 NZD NZ貿易収支