この後どうするボリス!? 解散総選挙案は否決! ~9月10日の注目点とイベントスケジュール~

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2019年9月10日

この後どうするボリス!? 解散総選挙案は否決! ~9月10日の注目点とイベントスケジュール~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日も、先週に続きリスクオンが進んでいます。 円・フランは売られ、オセアニア通貨は買われ、長期金利も上昇しています。 米2年・10年債利回りの逆イールドも解消しています。

 

北朝鮮が2発のミサイルと発射したにもかかわらず、リスクオンの流れには影響はありません。 

この流れは、このままリスクオン相場になるのか!? それとも、長く続いたリスクオフの調整で終わってしまうのか!? 注目です! 

 

目次

◎本日の注目点

 

1)英国議会

 

離脱期限延期の申請法案をエリザベス女王が承認、これにより合意なき離脱の可能性が後退しています。 ただ、ジョンソン首相はこの法案を無視しても10月31日に離脱するといっています。 また、それと同時に離脱合意もできるとして、交渉・会談を行っています。

 

EU側からも離脱延期について、反応が出始めています。 今のところ、正当な理由があれば延期も可とするような発言が出てきていますが、何が何でも反対という内容は聞こえてきていません。 本日以降も、EUからの反応に注目です。

 

 

 

2)リスクオン相場

 

世界的に金利が低下していましたが、一旦底入れしたように見えます。 株価も上昇し、金価格も1500ドルを割り込んできました。

 

ただ、個人的には以下のようなリスク要因は残っていると思っています。 リスクオン相場がいつまで続くのか!? 注目しておきたいと思います。

 

 

 

3)リスク要因

 

・米中貿易戦争

・日韓関係

・北朝鮮ミサイル基地

・印パ、カシミール問題

・人民元安、韓国ウォン安

・イラク、中東問題

・逆イールド

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

9月10日(火曜日)

 

10:30 AUD NAB企業景況感指数

10:30 CNY 中国CPI(消費者物価指数)

15:00 NOK ノルウェーCPI(消費者物価指数)

16:00 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言

16:30 SEK スウェーデンCPI(消費者物価指数)

17:30 GBP 英雇用者数・失業率・平均賃金

21:15 CAD 住宅着工件数

21:30 CAD 建築許可件数

 

 

9月11日(水曜日)

 

02:00 USD 3年債入札

09:30 AUD Westpac消費者信頼感指数

 

 

 

 

 

 

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