カナダ政策金利、各国の製造業・サービス業・総合PMI(速報値)に注目! 「7月24日の注目点とイベントスケジュール」

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2024年7月24日

カナダ政策金利、各国の製造業・サービス業・総合PMI(速報値)に注目! 「7月24日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は自民党の茂木幹事長が講演で「日銀は段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要がある」と日銀に対して金融正常化に向けた情報発信を求めたと伝わると、一部市場では「金利先高観が円買いを促している面がある」との声が聞かれ全般に円買いが進みました。

 

欧州時間にはデギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁が「9月は意思決定するには適した月である」と述べたことで、ECBが9月に追加利下げに動くとの思惑が高まり、全般ユーロ売りが優勢となりました。

 

本日はカナダ政策金利、各国の製造業・サービス業・総合PMIの速報値が発表されます。

どちらも大きく動く可能性があるので注目したいと思います。

目次

◎本日の注目点

 

1)金融政策

 

カナダ政策金利

注目度:高い

織り込み度:利下げと据え置きで予想が分かれている

バイアス:特になし

ポイント:利下げの有無

 

カナダ中銀は6月に一部据え置き予想のなる中、0.25%の利下げを決定しました。

その後発表された雇用や物価指標が弱かったことから追加利下げの期待が高まっています。

今回7月の政策発表も追加利下げ予想と据え置き予想で分かれています。

どちらの結果がでても大きな値動きになるのではないかと注目しています。

 

 

 

2)経済指標

 

製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

各国中銀の利下げ時期や回数が注目されています。

景気悪化が進めば利下げ期待が進むことから景気動向に注目が集まっています。

景気の先行指標としてPMIが注目されており、中でも今回は速報値なので注目度が高く結果次第で大きな値動きに繋がるのではないかと注目されています。

 

 

 

3)リスク要因

 

トランプラリー

11月の米国大統領選挙はトランプ前大統領の当選をマーケットは織り込み、トランプ銘柄の取引が始まっています。

トランプ前大統領の発言やX(旧Twitter)によりマーケットが反応します。

先週は円安に対して発言したことで円買いが進むことがありました。

今週もトランプ前大統領の発言やX(旧Twitter)に注意しておきたいと思います。

 

円安・介入

ドル円は160円が基準になっているのではないかと注目されています。

円安が進みドル円が160円に近付いてくると口先介入が出始めるのではないか、160円を超えた時に実弾介入があるのか注目です。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

7月24日(水曜日)

 

15:45 EUR デギントスECB副総裁発言

16:15 EUR フランス製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

16:30 EUR ドイツ製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

17:00 EUR ユーロ圏製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

17:30 GBP 英製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

21:00 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト発言

21:30 USD 米建築許可件数

22:45 USD 米製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

22:45 CAD カナダ政策金利・声明文発表

23:00 USD 米新築住宅販売戸数

23:30 USD 原油在庫量

23:30 CAD マックレムBOC総裁記者会見

 

 

7月25日(木曜日)

 

02:00 USD 米5年債入札

05:05 USD ボウマンFRB理事、ローガン・ダラス連銀総裁発言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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