トランプリスクと月末・四半期末・年度末の動きに注目! 「3月25日の注目点とイベントスケジュール」

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2025年3月25日

トランプリスクと月末・四半期末・年度末の動きに注目! 「3月25日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は欧州の製造業・サービス業・総合PMIの速報値が発表され、サービス業が強弱入り混じる結果となりましたが、製造業が総じて強い結果となったことでユーロは底堅い動きとなりました。

 

米国の製造業・サービス業・総合PMIの速報値は製造業が49.8と予想の51.8を下回ったものの、サービス業が54.3と予想の50.8を上回ると円売り・ドル買いで反応し、ドル円は19日の高値150.15円や5日の高値150.18円を上抜けると上昇に弾みが付き、1時前に一時150.76円まで上値を伸ばしました。

 

本日は重要指標は少なく、トランプ大統領の言動などリスク要因がマーケットの材料となるのではないかと思います。

また、五十日で月末・四半期末・年度末が近いので実需の動きにも注意しておきたいと思います。

目次 [隠す]

◎本日の注目点

 

1)リスク要因

 

トランプリスク

トランプ大統領の言動がマーケットを混乱させています。

4月2日には次の関税が発動されます。

ただ、4月2日の関税に関しても「関税で多くの国に猶予を与えるだろう」「柔軟性がある」などとトランプ大統領の発言が出てきており、発言を受けて株式市場はじめマーケットはリスクオフが後退しています。

ただ、新たな発言でリスクオフが進む可能性があり、トランプ大統領の関税に関する言動に振り回されるリスクには注意したいと思います。

また、ウクライナやロシアに対しての発言も多々出てきており、リスクオフが進んだり後退したりとマーケットは振り回されています。

本日もトランプ大統領の言動がマーケットを動かしていくと思うので注意しておきたいと思います。

 

 

 

月末・期末

本日は25日の五十日で、月末が近く、四半期末、日本は年度末と実需が動きやすい状況です。

一時的なトレンドや、仲値やロンドンFIXに向けての急な動きなどに注意しておきたいと思います。

 

 

 

2)経済指標

 

豪CPI(消費者物価指数)

豪州は追加利下げに慎重な姿勢を示しています。

今回のCPI(消費者物価指数)の結果が弱いものとなれば、今後のRBAで追加利下げの可能性が高まり、豪ドル売りが進むのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

3月25日(火曜日)

 

08:50 JPY 日銀金融政策決定会合議事要旨(1月24日分)

18:00 EUR カジミール・スロバキア中銀総裁、ミュラー・エストニア中銀総裁発言

19:00 EUR  ホルツマン・オーストリア中銀総裁発言

19:50 EUR ブイチッチ・クロアチア中銀総裁発言

21:40 USD クーグラーFRB理事発言

22:05 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

23:00 USD 米新築住宅販売戸数、消費者信頼感指数

 

 

3月26日(水曜日)

 

02:00 USD 米2年債入札

09:30 AUD 豪CPI(消費者物価指数)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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