トランプ大統領の動向などリスク要因に注目! 「2月25日の注目点とイベントスケジュール」

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2025年2月25日

トランプ大統領の動向などリスク要因に注目! 「2月25日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

週末に投開票が実施された独連邦議会選挙では中道右派のCDU/CSU(キリスト教民主・社会同盟)が第1党となり、極右政党のAfD(ドイツのための選択肢)が第2党に大躍進、中道左派の与党SPD(社会民主党)は大敗しました。

独総選挙が「事前の世論調査に沿った結果だった」として、独DAXは高く始まり、時間外のダウ先物が大幅に上昇すると円売り・ドル買いが進みました。

 

トランプ大統領がカナダとメキシコからの輸入品に課す25%の関税について「予定通り進められている」と述べ、3月4日から関税を課す考えを示したことで米ドル買い・カナダドル売りが進みました。

 

本日は重要指標が少なく、リスク要因に注意しておきたいと思います。

トランプ大統領の動向やウクライナ問題などがマーケットの取引材料になるのではないかと思っています。

目次

◎本日の注目点

 

1)リスク要因

 

日本の長期金利

先週、日本の強い経済指標結果を受けて追加利上げ期待から長期金利が上昇しました。

ただ、植田日銀総裁が急激な長期金利上昇には対処、国債買い入れで対応すると発言しました。

植田日銀総裁の発言を受けて、長期金利は低下し円売りが進む場面がありました。

日銀関係者の発言などで再度長期金利が上昇した場合、日銀による国債買い入れが行われる可能性があります。

長期金利が上下すれば、それに合わせて円も上下する可能性が高く、ボラティリティが高まる可能性がるので注意しておきたいと思います。

 

 

 

トランプ政権

トランプ大統領は関税政策を進めており、いつどこの国に関税を発するのか注目しておきたいと思います。

今週のトランプ大統領はフランスや英国などと首脳会談が予定されており、どのような内容になるか注目しています。

特に英国とはウクライナ問題で意見が分かれていることから、米英首脳会談後のウクライナ問題にも注意しておきたいと思います。

トランプ大統領の一挙手一投足で米ドルだけでなく、対応する国の通貨にも影響するため、トランプ大統領の言動には注意しておきたいと思います。

 

 

 

ドイツ政権

ドイツは日曜に総選挙が行われ、中道右派のCDU/CSU(キリスト教民主・社会同盟)が第1党となり、極右政党のAfD(ドイツのための選択肢)が第2党に大躍進、中道左派の与党SPD(社会民主党)は大敗しました。

中道右派のCDU/CSU(キリスト教民主・社会同盟)は第1党となったものの、単独過半数には届きませんでした。

中道右派のCDU/CSU(キリスト教民主・社会同盟)はSPD(社会民主党)との連立を考えているようですが、連立交渉が難航すればドイツ政権の不安定につながりユーロの上値を抑える材料となるのではないかと思います。

ただ、欧州はドイツ政権不安だけでなく、トランプ政権都の関税問題やウクライナ問題など多くのリスクを抱えており、ドイツ政権不安だけでユーロ売りがトレンドとなるかはわからないため注意しておきたいと思います。

 

 

 

2)経済指標

 

豪CPI(消費者物価指数)

豪州RBAは追加利下げに慎重な姿勢を示しています。

今回発表のCPI(消費者物価指数)の結果が予想以上の内容となればRBAの追加利下げは先送りとなるのではないかと思います。

逆に弱い結果となれば追加利下げの可能性が高まり、豪ドル売りが進むのではないかと思います。

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

2月25日(火曜日)

 

18:20 USD ローガン・ダラス連銀総裁発言

22:00 EUR シュナーベルECB専務理事発言

23:00 USD 米住宅価格指数

23:00 GBP ピルBOE主席エコノミスト発言

 

 

2月26日(水曜日)

 

00:00 USD 米消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業景況指数

01:45 USD バーFRB副議長発言

03:00 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言

03:00 USD 米5年債入札

09:30 AUD 豪CPI(消費者物価指数)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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