トランプ大統領の動向に注意! 「3月21日の注目点とイベントスケジュール」

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2025年3月21日

トランプ大統領の動向に注意! 「3月21日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日はスイス国立銀行(中央銀行)が政策金利を現行の0.50%から0.25%へと引き下げ、金利引き下げは予想通りだったが声明文で「基調的なインフレ圧力は今後数四半期にわたり徐々に緩和し続けるだろう」「必要に応じて金融政策を調整する」などの見解が示されるとフラン売りが優勢になりました。

 

英中銀(BOE)は市場予想通りに政策金利を4.50%で据え置いたが、票決では2人が利下げを支持するとの事前予想に対して、今回の利下げ支持が1人にとどまったこともあり、金融政策の公表後は一時ポンド買いで反応しました。

 

トランプ大統領がSNS「トゥルース・ソーシャル」を通じて、米連邦準備理事会(FRB)への利下げを要請したことでドル売りが進み、ドル円は一時148.18円まで下値を広げました。

 

トルコ中銀は緊急会合を開き翌日物貸出金利を現行の44%から46%に引き上げることを決定し、必要なら追加措置を講じると表明したことでトルコリラを買い戻す動きが広がりました。

 

本日は昨日までの金融政策発表ラッシュを通過し、様子見ムードが強くなるのではないかと思います。

トランプ大統領の言動などでマーケットが動く可能性には注意しておきたいと思います。

目次

◎本日の注目点

 

1)経済指標

 

カナダ小売売上高

カナダ経済はトランプ関税リスクなどから景気後退などが懸念されています。

小売売上高が予想を下回る結果となれば、予想以上の景気後退が懸念される状況で、追加利下げの期待が高まります。

 

 

 

2)リスク要因

 

トランプリスク

 

トランプ大統領の言動がマーケットを混乱させています。

カナダやメキシコ、中国に対しての関税や欧州に対しての関税。

また、すべての国対象の自動車関税など関税を外交交渉のカードの1つのように次々と発言しています。

そのため、株価は下落するなどマーケットは混乱し、リスクオフが進むことが多くあります。

また、ウクライナやロシアとの交渉も成立するかと思えば決裂する、かと思えばまた成立といった具合に振り回される展開が続いています。

今週もトランプ大統領の言動でマーケットが動いていく可能性が高いので、トランプ大統領の言動には注意しておきたいと思います。

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

3月21日(金曜日)

 

17:45 EUR ホルツマン・オーストリア中銀総裁、エスクリバ・スペイン中銀総裁発言

21:30 CAD カナダ小売売上高

22:05 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

 

 

3月22日(土曜日)

 

00:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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