ファイザーに続きモデルナでもワクチン報道でリスクオン! 「11月17日の注目点とイベントスケジュール」

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2020年11月17日

ファイザーに続きモデルナでもワクチン報道でリスクオン! 「11月17日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

ファイザーに続き、モデルナも新型コロナワクチンの最終治験で94.5%の有効性と報道され、マーケットはリスクオンに傾いています。

また、テスラがS&P500に採用が決まり、テスラ株が急騰、S&P500も上昇し最高値を更新しています。

 

リスクオンの流れで米10年債利回りは上昇していて、米金利上昇によるドル買いが出てこないか注目の水準となっていることから、リスクオンとドルの相関に注目しています。

米金利に関しては、昨日クラリダFRB副議長が「米10年債利回りの上昇は懸念していない」と発言していることから、金利は上昇しやすい状況が出来ていると思います。

 

目次

◎本日の注目点

 

1)リスクオン

 

ファイザーに続き、モデルナでも新型コロナワクチンの最終治験で94.5%の有効性を得たと報じられ、マーケットはリスクオンに傾いています。

日経先物は26000円を超え、ダウ平均は30000ドル目前、S&P500は最高値更新と、各国株価指数は上昇しています。

 

また、第3段階の治験(最終治験)に入っている製薬会社は他にもあり、追加でワクチン報道が出てくるのではないかと注目しています。

ワクチン試験の大会有効性が数多く報道されれば、供給にも余裕が出来るのではないかとの期待から、経済・株価の下支えとなり、リスクオンが継続するのではないかと思います。

感染の拡大のリスクオフと、ワクチン報道によるリスクオンの流れのどちらが強いか注目です。

 

 

 

2)要人発言

 

本日も多数の要人発言が予定されているので、昨日同様に以下のポイントに注目しておきたいと思います。

 

RBA

今月の理事会で利下げしていて、12月の理事会でも追加緩和があるのか。

ECB

12月の理事会で追加緩和が示唆されていて、追加緩和の内容と量について。

BOE

離脱を控えて、政策変更の可能性について。

FRB

枠組み変更の詳しい内容、政策判断のポイントについて。

BOC

追加緩和の可能性について。

 

 

 

3)離脱協議

 

19日にEUサミットを控え、離脱協議が大詰めを迎えている。

未だに折り合えない部分が多いとしており、合意できるかどうか不透明な状況です。

 

本日も離脱協議に関する発言やヘッドラインでポンドが大きく動く可能性があるので注意しておきたいと思います。

また、昨日のジョンソン首相は合意なき離脱の可能性を含めた強気な姿勢をとっていたので、合意なき離脱報道でポンド急落の可能性もあるので要注意です。

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

11月17日(火曜日)

 

09:30 AUD RBA理事会議事要旨

15:00 AUD デベルRBA副総裁発言

22:00 EUR デギントスECB副総裁発言

22:30 USD 米小売売上高

23:00 GBP  ベイリーBOE総裁発言

 

 

11月18日(水曜日)

 

01:00 EUR ラガルドECB総裁発言

02:00 GBP ラムスデンBOE副総裁発言

02:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、ローゼングレン・ボストン連銀総裁発言

04:00 CAD マックレムBOC総裁発言

05:00 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言

07:00 AUD ロウRBA総裁発言

 

 

 

 

 

 

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