2019年10月2日
ポンド・米ドルが注目通貨に! ~10月2日の注目点とイベントスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は、RBAが利下げ+ハト派声明で豪ドル売り。 ポンドはバックストップ案で歩み寄りが見えたことで、ポンドが買われたかと思いきや否定発言でポンド売り。 ISMが衝撃の数字が出たことで米ドル売り。
本日も、ポンド・米ドルが注目の通貨になりそうな予感が…
経済指標とリスク要因、ともに目が離せなくなってきました。
目次
◎本日の注目点
1)保守党党大会・英離脱案
本日英国では、保守党党大会最終日でボリス・ジョンソン首相のスピーチが予定されています。 ここでは、首相としてではなく保守党党首としての発言ですが、離脱期限が迫っていることから注目度が高まっています。
先日から、離脱案について発表すると言っていることから注目度が高まり、昨日はバックストップ案に関するヘッドラインでポンドが上下に乱高下しました。
本日も英国離脱に関する発言・ヘッドラインに注目です。
2)ADP雇用統計
昨日のISM製造業景況指数が衝撃の数字が出てきたことで、米国の景気後退懸念がかなり進みました。
これにより、本日のADP雇用統計、今後発表されるISM非製造業景況指数やNFP雇用統計、CPI(消費者物価指数)、GDPの注目度はかなり高くなったと思われます。
本日のADP雇用統計が悪い結果が出てくると、リスクオフが進む可能性があります。 要注目です。
3)その他リスク要因
・中東問題
・日韓関係
・トルコ情勢
・北朝鮮ミサイル問題
・米中貿易戦争
・香港デモ
・トランプ弾劾問題
・ドル高懸念
香港のデモが激化しています。 昨日の国慶節で、デモ隊、香港警察ともに過剰になり、香港警察が実弾を使用して高校生の胸を撃ち重体となっています。 英国は早速、暴力非難発言を出しています。 今後、各国の反応と中国の反発に注目です。
◎本日のイベントスケジュール
10月2日(水曜日)
中国国慶節(建国70年)
保守党党大会
15:30 CHF スイスCPI(消費者物価指数)
15:30 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言
17:30 GBP 英建設業PMI
21:00 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言
21:15 USD ADP雇用統計
22:00 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言
23:30 USD 原油在庫量
23:50 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
PS.
10月5日に
ファンダトレードの
セミナーを開催します!
要人の発言から相場を
読み解く方法を話すので
興味ある方は是非!
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