2024年9月13日
ミシガン大学消費者信頼感指数とFOMC利下げ確率に注目! 「9月13日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はECB理事会が市場予想通り利下げを発表しました。
同時発表したスタッフ予想ではGDP見通しは下方修正、インフレ率は上方修正されました。
声明文や記者会見で10月以降の利下げについてヒントがない、見通しが確認できなかったことで追加利下げ期待が後退しユーロは買いで反応しました。
本日はECB理事会が通過したことでECB要人の発言はありますが、FOMCを来週に控えてブラックアウト期間のためFRB要人の発言はありません。
ただ、来週のFOMC0.5%利下げの確率が急上昇し、再度4~5割程度まで確率が上がってきていることから、米国株式市場やミシガン大学消費者信頼感指数の結果を受けて0.5%利下げの確率がどのように変化するのか注目しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)経済指標
ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)・期待インフレ率
今後の景況感を計る指標としてミシガン大学消費者信頼感指数が注目されています。
ただ、FRBが利下げサイクルに突入する状況で、今後の景況感が弱いことはマーケットも理解してきているので注目度としては少し低下しており、為替市場の反応も弱くなってきています。
市場予想と結果が大きく乖離すれば動く可能性があり、今回は速報値なので予想と結果が大きく乖離する可能性が高いので注目しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
9月13日(金曜日)
13:50 EUR ナーゲル・ドイツ連銀総裁発言
17:30 EUR レーン・フィンランド中銀総裁発言
18:30 EUR ラガルドECB総裁発言
21:30 USD 輸入物価指数
23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)・期待インフレ率