メイ首相に不信任案! 不信任案は可決できるのか!? ~1月16日の注目点とイベントスケジュール~

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2019年1月16日

メイ首相に不信任案! 不信任案は可決できるのか!? ~1月16日の注目点とイベントスケジュール~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

今朝、実施された離脱案採決は、予想以上の反対票で否決となりました。 賛成と反対の差が、100票を超えるかどうかに注目が集まってましたが、結果230票差と英国史上初の首相に反対票が入りました。 ただ、ポンドは採決が始まる前から大幅下落、大幅否決されることを織り込んでいるようでした。 なので、採決結果が発表されると反発上昇しました。

 

 

 

目次

◎本日の注目点

 

 

1)不信任案可決なるか

 

昨日、230票差をつけられて否決となりました。 採決結果が発表されると、労働党党首から内閣不信任案が提出されました。 不信任案については本日協議するそうです。 メイ首相は、不信任案を受けて立ったということは、230票差の責任を取って辞任するという考えはないように感じます。 ここから、英国がどのような方向に進むのか注目です。

 

いくつか考えられる、ストーリーと戦略をまとめています↓↓↓


英国議会で離脱案採決についてストーリーと戦略!

 

 

 

2)トルコ政策金利

 

トルコ政策金利は、種類も4つあり複雑です。 また、エルドアン大統領とトルコ中銀(TCMB)の間で考えが違います。 トルコ中銀はリラ安を食い止めるため引き締め政策を、エルドアン大統領は景気回復のため利下げしたいと思っています。 本来、中央銀行は独立組織なので、大統領の圧力に負けてはダメなのですが、、、過去に大統領の圧力に負けて、利上げできなかったことがあります。 トルコショックの引き金です。

それだけ、トルコ政策金利はサプライズの多い指標です。 要注目です。

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

1月16日(水曜日)

 

16:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)

18:15 GBP カーニーBOE総裁発言

18:30 GBP CPI(消費者物価指数)

19:00 EUR イタリアHICP(消費者物価指数)

20:00 TRY トルコ政策金利発表

22:30 USD 小売売上高

 

1月17日(木曜日)

 

00:30 USD 原油在庫量

04:00 USD ベージュブック(地区連銀経済報告書)

04:00 GBP 内閣不信任案採決

08:30 USD カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁発言

09:01 GBP RICS住宅価格

09:30 AUD 住宅ローン

 

 

 

◎週間スケジュール

 

 


ポンドクラッシュなるか!? 英国議会での採決が注目の一週間! ~1月14日週の注目点とスケジュール

 

 

 

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