ユーロドルはパリティなるか!? 「7月12日の注目点とイベントスケジュール」

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2022年7月12日

ユーロドルはパリティなるか!? 「7月12日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

週末に実施された参院選は自民党が圧勝。

海外勢は自民党の圧勝を、円安を容認していると受け止め円売りを加速させています。

 

また昨日、黒田日銀総裁が「躊躇なく追加緩和」と発言したことも円売り要因となり、ドル高・円安が加速しドル円は一時137.78円と1998年9月以来24年ぶりの円安水準を記録しています。

 

ユーロドルは1.0028ドルとパリティ(ユーロとドルが等価)の攻防となっています。

 

本日はユーロドルがパリティの攻防が注目されるのではないかと思っています。

目次

◎本日の注目点

 

1)欧州景況感

 

欧州では天然ガス価格などエネルギー価格の上昇をはじめ、穀物やなど全体的に物価が上昇しています。

ECBも物価上昇を抑制するために引き締め政策を進めており、欧州の金利は上昇しています。

金利上昇と物価上昇から、消費者の消費意欲は低下し、企業は利払いが増えて利益減、景気後退に繋がるのではないかとの懸念が強くなっています。

本日はドイツと欧州でZEW景況感指数が発表されるので、景況感が予想を下回った場合はユーロ売りが進む可能性があるので要注意です。

 

 

 

2)円安リスク

 

昨日はドル高・円安が進み、ドル円は一時137.78円と1998年9月以来24年ぶりの水準を記録しています。

イッキに円安が進んだことで、円安懸念・口先介入が出てくる可能性があります。

要人発言に注意しておきたいと思います。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

7月12日(火曜日)

 

EU財務相理事会

 

09:30 AUD 豪Westpac消費者信頼感指数

18:00 EUR ドイツZEW景況感指数

18:00 EUR ユーロ圏ZEW景況感指数

18:30 EUR ナーゲル・ドイツ連銀総裁発言

19:15 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言

 

 

7月13日(水曜日)

 

01:30 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言

02:00 GBP ベイリーBOE総裁発言

02:00 USD 米10年債入札

09:30 AUD 豪Westpac消費者信頼感指数

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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