リスクオンは継続するか!? 「5月27日の注目点とイベントスケジュール」

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2020年5月27日

リスクオンは継続するか!? 「5月27日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日はリスクオンが進んだことから、ドル安・円安が進み、資源国通貨に買いが進みました。

各国の株価は上昇し、原油価格は上昇、安全資産の金価格は下落するなど、典型的なリスクオン相場となっています。

 

コロナからの回復期待のリスクオンか、対中問題のリスクオフか、マーケットは揺れているように見えます。

 

目次

◎本日の注目点

 

1)リスクオン

 

昨日はリスクオンが進み、本日もリスクオンが進むのか注目です。

昨日はコロナウイルスに対するワクチン開発期待、規制緩和による経済再開の期待からリスクオン相場になり、日経平均は一時580円超の上昇し21000円台を回復、ダウ平均は一時25000ドルを記録しました。

恐怖指数といわれるVIX指数は節目となる「30」を割り込み、マーケットは落ち着きを取り戻し始めています。

昨日の上昇の調整が入るのか、上昇継続するのか注目です。

 

 

2)中国全人代

 

全人代は明日28日まで開催予定で、中国は香港国家安全法などの法案成立を粛々進めており、欧米からの反発が高まってきています。

昨日、ミシェルEU大統領は香港国家安全法に対し中国に自制を求め、ミシェルEU大統領とのテレビ会議に参加していた安倍総理も同様の見解を示しました。

英国・台湾・カナダ・オーストリアなども共同声明を発表し、中国包囲網が強まっています。

米国は香港国家安全法に対し、制裁を検討しており、米国内の資産凍結や香港の優遇措置の撤回などが検討されています。

本日も中国包囲網がどこまで進むのか、各国に対する中国の反応はどうなのか注目です。

 

 

 

3)ECB緩和政策

 

ECBによるPEPP(パンデミック緊急購入プログラム)緩和政策の条件を緩和するのではないかと発言から追加緩和の期待が高まりました。

ただ、ドイツとフランスで共同提案したコロナ復興基金は、オランダ・オーストリア・デンマーク・スウェーデンの4カ国が共同文書で反対を表明。

先日ドイツ憲法裁判所が違憲判決を下したことに対し、ECBはドイツ連銀抜きでQE実施の緊急案を作成しているとの報道が出てきており、ドイツvsECBの可能性が再燃しそうです。

まとまらないECBに注目が集まっています。

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

5月27日(水曜日)

 

16:30 EUR ラガルドECB総裁発言

17:00 EUR ECB金融安定報告

17:30 EUR デギントスECB副総裁

20:00 MXN メキシコ失業率

 

 

5月28日(木曜日)

 

01:30 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言

03:00 USD ベージュブック

04:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

 

 

 

 

 

 

 

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