リスク要因、日銀に関する発言に注目! 「8月8日の注目点とイベントスケジュール」

TOP > 注目点とイベントスケジュール > リスク要因、日銀に関する発言に注目! 「8月8日の注目点とイベントスケジュール」

2024年8月8日

リスク要因、日銀に関する発言に注目! 「8月8日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は従来タカ派とされる内田日銀副総裁の「金融市場が不安定な状況では利上げをすることはない」「日銀の政策変更に伴う円安修正、株価下落の要因の一つ」「市場の変動の影響注視し、そのことを政策に反映していくのは当然」などのハト派な発言をきっかけに、ドル円は先週末2日以来の水準147.48円まで急騰、円売り・ドル買い一服後は146.35円前後まで1円以上も下押すなど荒っぽい動きとなりました。

 

NY市場に入るとドル円の動きも落ち着き、イベントが少ないことから小動きな展開となりました。

 

本日も重要指標などイベントがないため、何もなければリスク相場は落ち着きを取り戻しボラティリティは低下していくのではないかと注目しています。

目次

◎本日の注目点

 

1)リスク要因

 

日銀の金利を巡り株価が急騰・急落、米国株などの急落も併せてリスク要因が注目されています。

 

先週発表された米指標が市場予想よりも弱かったこと、日銀が利上げしたうえで追加利上げの可能性を匂わせたことで日米の株価下落、日米から波及してオセアニアや欧州の株価も下落するなど世界的株価下落となっています。

月曜日の日経平均は、-4,451.28円の下落、-12.4%の下落となりました。

日経平均の下落幅はリーマンショックや9.11ショックや東日本大震災、ブラックマンデーの下落幅を超えて過去最大の下落幅となりました。

ただ、下落率でみるとブラックマンデーに次ぐ、過去2番目の下落率となっています。

火曜日の日経平均は3217.04円の反発上昇となり、過去最大の上昇幅を記録しています。

水曜日に、従来タカ派とされる内田日銀副総裁が「金融市場が不安定な状況では利上げをすることはない」などのハト派な見解を示すと大きく円安が進み、ドル円は急騰しています。

 

景気・利上げにによるリスクオフだけでなく、米国大統領選挙や中東情勢などのリスク要因もあります。

 

再度リスクオフが進むのか?

リスクオフが後退するのか?

 

本日もリスクオフが注目の相場になるのではないかと考えています。

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

8月8日(木曜日)

 

11:40 AUD ブロックRBA総裁発言

21:30 USD 米失業保険申請件数

 

 

8月9日(金曜日)

 

02:00 USD 米30年債入札

04:00 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言

04:00 MXN メキシコ政策金利発表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND