今日の指標スケジュールと注目点(9月10日) ~注目通貨トルコリラ、注目トルコGDP発表~

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2018年9月10日

今日の指標スケジュールと注目点(9月10日) ~注目通貨トルコリラ、注目トルコGDP発表~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

◎経済指標スケジュール

9/10(月曜日)

10:30 CNY 中国CPI(消費者物価指数)
15:00 NOK ノルウェーCPI(消費者物価指数)
16:00 TRY トルコGDP
17:30 GBP 英GDP

9/11(火曜日)

01:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

 

◎本日の注目点

1)政策金利発表を控えるトルコのGDP発表

今週、政策金利の発表を控えるトルコGDPの発表があります。 トルコは景気後退を懸念して利上げを見送ってきました。 そのため大幅な物価上昇を招いたのに、景気(GDP)まで下落していると目も当てられません。 関心は政策金利だと思いますが、注目が集まっている国だけにGDPも要注目です。

 

↓↓↓トルコの現状について以下にまとめています。詳しくは以下をご参照ください↓↓↓

トルコの抱える問題の現状! いくつか挙げてみました!

 

 

2)NAFTA再交渉と日米通商協議

先週末に合意出来るかと思われたNAFTA再交渉ですが、今だ合意に至りません。 要人発言を見る限り、合意は近いように感じますが、長引くようであれば懸念事項になってくると思います。

また、トランプ大統領の「次の標的は日本だ」との発言で、日経平均は急落。 対中、対北米が一段落してくると日本に対する発言ツイートが出てくると思います。 発言で急騰・急落する可能性があるので注意したいと思います。

 

3)米中貿易戦争

先週末に追加関税が発動すると思われていましたが、まだ発動していません。 追加関税の用意はできているとの発言から、いつ追加関税発動となるかわかりません。

また、中国の報復処置にも注目が集まります。 同額の関税を課すことは難しいので、どのように対応するのか注目です。

 

4)五十日要因

本日は10日、五十日です。 仲値FIXなど実需の動きに注意したいと思います。 

 

 

◎保有中のポジションと戦略

 

EUR/USDのShortポジションはホールド中です。 EUR/USD ”1.1500” を下抜け出来るか? それとも反発してレンジに戻るか?に注目しています。

 


EUR/USD 日足チャート

 


EUR/USD 4時間足チャート

 

 

AUD/USDのShortポジションもホールド中。 オーストラリアの景気、政治の悪化と、米中貿易戦争の影響を考えるとAUDの上昇は考えにくいので、長期Shortポジションを考えています。 AUD/USDは2年前の安値を更新しています。 週足チャートの上昇チャネルを下にブレイクして、下降チャネルが出来ているように見えます。

 

 


AUD/USD 週足チャート

 

CAD/JPYのLongポジションは、ウィルキンスBOC副総裁の利上げに関する発言からLongポジションを持ちましたが、思ったよりも伸びなかったことや、クロス円の上値の重さから微益で決済しています。(微益とは言いながら、ほぼラッキーで損が出なかっただけで実質損切りです)

 

 

◎記録室

 

通貨強弱グラフ、株価、長期金利、要人発言を記録しています。

↓↓↓9月7日分は以下を参照ください。↓↓↓

2018年9月7日の記録室 ~要人発言と長期金利~

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