2019年6月3日
円高トレンド進行中! 今日の円高要因は!? ~6月3日の注目点とイベントスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
本日もトランプ大統領がマーケットの注目を集めると思います。 トランプ大統領が台風の目となって、いろんな場所に嵐を読んでいます。
そして、月初めの指標ラッシュもあります。 トレンドの転換点になるかもしれない1週間のスタート! です。
目次
◎本日の注目点
1)トランプ大統領
先週末、急遽出てきたメキシコ関税。 それにより起こったリスクオフのムードを引き継ぐのか!? それとも落ち着きを取り戻すのか!? 注目です。 また、メキシコ以外でも、中国やイランなどリスク要因は多いので要注意です。
先週金曜日は、メキシコ関税発表後に株価は大幅下落しています。 本日は、調整反発もあるかもしれませんが、あくまで調整での上昇ではないかと思うので、しっかりと見極めたいと思います。 また、リスクオフで債券市場に資金が集まっています。 ドイツや日本10年債利回りは、マイナス幅を拡大しています。 同じように米10年債利回りも低下していますが、米金利の低下は先行き不安、利下げ予測からくる低下もあると思います。 米金利の低下がドル安に繋がり、ドル円の下落圧力に繋がるかもしれません。 ドル円108円割れとなれば、フラッシュクラッシュ時につけた安値を意識した展開となりそうです。
2)RBA政策金利
明日はRBA政策金利が予定されています。 予想は利下げ。 豪ドルはだいぶ織り込んだ状況ではないかと思います。 明日の政策金利発表に向けての動きに要注目です。
また、本日は財新製造業PMIも発表されます。 中国指標は豪ドルで反応します。 こちらも注目です。
3)各国PMI
中国の財新製造業PMI、欧州・英国の製造業PMI、米国のISMと、本日は先行指数のPMIが多数予定されています。 特に米中貿易戦争で先行き不安の中国と米国、Brexitで先行き不安、景気後退懸念の欧州・英国で発表されます。 最近はPMIが引き金になって、トレンドが出る場合もあります。 PMIの結果に要注意です。
◎本日のイベントスケジュール
6月3日(月曜日)
トランプ大統領訪英
07:30 AUD 製造業PMI
10:45 CNY 財新製造業PMI
10:45 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言
15:30 SEK スウェーデン製造業PMI
15:30 CHF スイスCPI(消費者物価指数)
16:00 TRY トルコCPI(消費者物価指数)
16:45 EUR イタリア製造業PMI
16:50 EUR フランス製造業PMI
16:55 EUR ドイツ製造業PMI
17:00 EUR ユーロ圏製造業PMI
17:30 GBP 英製造業PMI
22:45 USD 米製造業PMI
23:00 USD ISM製造業景況指数
6月4日(火曜日)
トランプ大統領訪英
01:40 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言
02:25 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言
10:30 AUD 小売売上高・経常収支
13:30 AUD RBA政策金利・声明文発表