2021年1月20日
大統領就任式・カナダ政策金利に注目! 「1月20日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はイエレン次期財務長官の公聴会に注目が集まりました。
事前予想通りドル安を求めない方向性を表明。
ただ、発言を受けてもドル高は進まず、ジリジリとドル高が進んだ展開となっています。
まだまだドル安トレンドの力が強いのか、ドル安トレンドは継続するのか気になるところです。
目次
◎本日の注目点
1)カナダ政策金利
本日カナダでは政策金利が発表されますが、予想は据え置きです。
注目は声明文とマックレムBOC総裁の発言で、カナダ経済についてどのように見通しているのかです。
最近原油価格は上昇してきているものの、カナダドルの上昇はイマイチとなっています。
バイデン次期大統領による「カナダと米国を結ぶキーストーンパイプラインの建設中止」はネガティブ要因ではないか、その他にカナダドルの上値を抑えている要因は何なのか注目しています。
相関性の高いカナダドルと原油価格の水準に乖離があるので、カナダドルを抑えている要因がなくなりカナダドルが上昇するのか?
それともカナダドルを抑えている要因に負けてカナダドルが下落するのか?
どちらの方向にいきそうなのか、声明文や発言からヒントを見つけたいと思います。
2)バイデン大統領就任式
大統領就任式にトランプ大統領は出席しない模様。
一部噂ではトランプ大統領が独自で退任式を開くのではないかと言われています。
米国ではトランプ支持者と非支持者が過激化して衝突するのではないかと懸念されていることから、就任式というよりは場外乱闘が起きないかの方に注目が集まっています。
また、過激化したデモ隊が店舗などを破壊したり、デモ隊を抑える為に外出規制に繋がったりしないかにも注目です。
3)米金利
最近の米ドルと米金利の相関性が高くなっていることから、米金利の推移に注目が集まっています。
本日は大統領就任式など政治的な要因が米金利を動かさないか、昨日のイエレン次期財務長官は50年債の発行について発言するなど、政治面から金利を動かさないか注目。
また、20年債入札も予定されているので、入札によって金利がどのように動くのか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
1月20日(水曜日)
バイデン次期大統領就任式
08:30 AUD 豪Westpac消費者信頼感指数
16:00 GBP 英CPI(消費者物価指数)
19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(改定値)
22:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数)
1月21日(木曜日)
00:00 CAD カナダ政策金利発表
02:00 USD ベイリーBOE総裁発言
03:00 USD 米20年債入札
09:30 AUD 豪雇用者数増減・失業率
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