大統領選挙を控えてリスクオフが進むのか!? 「10月30日の注目点とイベントスケジュール」

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2020年10月30日

大統領選挙を控えてリスクオフが進むのか!? 「10月30日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

本日は10月最終日で五十日ということで、実需フローが出やすいと言われています。

日本の仲値やロンドンFIX、各マーケットのクローズ前などに、実需フローによる急な変動には気を付けたいと思います。

また、来週には大統領選挙を控えていることから、ポジション調整も出てくると思われます。

 

来週からは、北米でもサマータイムが終了し、標準時間(冬時間)に戻ります。

米国やカナダは、マーケットのオープン・クローズや経済指標の発表時間などが1時間遅れます。

日本でも多くの証券会社が、6時取引開始から7時取引開始に変わるので注意しておきたいと思います。

 

目次

◎本日の注目点

 

1)経済指標

 

本日は欧州で7~9月期GDP速報値が発表されます。

GDP以外にも物価指標や景況感、失業率などが発表され、コロナの感染拡大が懸念されることから、欧州の経済データが注目されます。

昨日のECB理事会でも12月には追加緩和が噂される状況で、経済データが悪化しているようであれば、追加緩和額の拡大や前倒しなども出てくるのではないかと思われ、ユーロの重しに繋がるのではないかと注目しています。

 

また、先日金融政策で据え置きを発表したカナダでもGDPが発表されます。

こちらも、結果に注目したいと思います。

 

 

 

2)リスクオフ

 

来週にトランプ大統領選挙を控え、先行きの不透明感からリスクオフになりやすい状況で、米国はコロナ感染が拡大している状況です。

また、警察による黒人殺害がまた起きてデモが暴徒化して広がっています。

 

欧州ではコロナ感染者が過去最高を更新するなど、感染拡大が止まらない状況です。

フランスをはじめ欧州各国でロックダウン(都市封鎖)や、外出規制や営業規制などが広がっています。

 

このような状況から、原油価格は下落し、欧米株価は下落しています。

リスクオフでドル買い、資源国通貨が売られやすい状況です。

本日もこの流れが続くのか注目しておきたいと思います。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

10月30日(金曜日)

 

15:30 EUR フランスGDP(7~9月期)(速報値)

16:00 EUR ドイツGDP(7~9月期)(速報値)・小売売上高・Gfk消費者信頼感指数

16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)・消費者信頼感指数

18:00 EUR メルシュECB専務理事発言

19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)・GDP(7~9月期)(速報値)・失業率

21:00 EUR デギントスECB副総裁発言

21:30 USD 米PCEデフレーター

21:30 CAD カナダGDP

23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数

23:30 EUR ヴァイトマン・ドイツ連銀総裁発言

 

 

10月31日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

10:00 CNY 中国総合・製造業・非製造業PMI

 

 

11月1日(日曜日)

 

米国がサマータイム終了(冬時間突入)

 

 

 

 

 

 

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