年内最後のFOMCに注目! 「12月18日の注目点とイベントスケジュール」

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2024年12月18日

年内最後のFOMCに注目! 「12月18日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は11月米小売売上高で自動車を除く数値が予想を下回ったことや、11月米鉱工業生産が予想より弱い内容となったことを受けて、一時4.4383%前後と11月18日以来の高水準を付けた米10年債利回りが低下に転じるとドル売りが進みました。

 

11月カナダCPIは市場予想+2.0%に対して結果は+1.9%と予想を下回ったことでカナダドル売りで反応しました。

 

本日は注目のFOMCです。

FRBはサプライズを嫌うため市場予想通り利下げが実施されると思います。

注目は同時に発表される経済見通しやドットチャートです。

ターミナルレート(利下げの最終水準)がどこなのか、ドットチャートから確認したいと思います。

目次

◎本日の注目点

 

1)金融政策

 

FOMC

注目度:かなり高い

織り込み度:0.25%利下げを織り込み済み

バイアス:ドル買い優勢

ポイント:ドットチャート

 

今回のFOMCでは0.25%利下げが織り込まれています。

一時は据え置きもあるのではないかと予想されるほど米国経済が強いものとなっています。

そのため、四半期に一度公表されるドットチャートが上方修正されていないか、上方修正された場合はドル買いが進むのではないかと注目しています。

また、来年の米国経済やインフレについてどのように見通しているのか、トランプ政権による影響についてどのように見通しているのか、声明文やパウエルFRB議長の記者会見に注目しておきたいと思います。

 

 

 

2)経済指標

 

英CPI(消費者物価指数)

今回のCPI(消費者物価指数)は英中銀の直前に予定されており、据え置きと利下げで予想が分かれているためCPI(消費者物価指数)の結果が織り込みに大きく影響するのではないかと思います。

市場予想を上回れば据え置き予想が進み、市場予想を下回る結果が出てきた場合は利下げ期待が高まるのではないかと思います。

前日に発表される雇用統計(平均賃金)と併せて注目しておきたいと思います。

 

 

 

NZ四半期GDP

ニュージーランドは景気の低迷を懸念して利下げを進めてきています。

また、景気後退が懸念される中国の影響がニュージーランドにも出てくるのではないかと注目されており、四半期GDPの結果に注目が集まっています。

弱いGDPが確認された場合は来年2月の追加利下げ期待に繋がり、NZドル売りが進むのではないかと注目しています。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

12月18日(水曜日)

 

16:00 GBP 英CPI(消費者物価指数)

16:35 EUR ミュラー・エストニア中銀総裁発言

18:00 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト発言

19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(改定値)

22:30 USD 米建築許可件数

 

 

12月19日(木曜日)

 

00:30 USD 原油在庫量

04:00 USD FOMC・政策金利・声明文・ドットチャート

04:30 USD パウエルFRB議長発言(記者会見)

06:45 NZD NZ四半期GDP

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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