2019年8月12日
急変に注意、東京市場が休場で流動性低下!
記事を書いた人:岡ちゃんマン
先週はリスクオフが進んだ1週間でした。
本日、日本は祝日でフラッシュクラッシュが懸念されています。 注目の指標はほとんどありませんが、それだけに多くの人が相場から離れている可能性があります。
流動性が低下しているので、急変する可能性もあります。 また、流動性が低いときにはストップを設定していても、奇麗に約定してくれない可能性もあるので、余裕を持ったリスク管理をしたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)米中貿易戦争
本日も、中国と米国、トランプ大統領に注目が集まります。 どんな報復措置が出てくるか注目です。
注目の時間帯は、人民元基準値が発表される10:15と、NYクローズ後~東京市場オープンの間です。 特に最近は、対中政策がNYクローズ後に発表されているように感じます。 また、米韓合同軍事演習が行われている間は、北朝鮮のミサイルリスクがあります。 北朝鮮のミサイルもNYクローズ後に発射されることが多いので要注目です。
2)イタリア政権不安
イタリアでは、連立政権を組んでいる「同盟」と「五つ星運動」が意見対立から、連立解消・解散総選挙の可能性が高まってきました。 解散総選挙となるとユーロにとってはネガティブです。 イタリアについてのヘッドラインに要注目です。
3)夏枯れ相場
本日は東京市場は休日、欧米でも夏休みをとっている人も多く流動性低下が懸念されています。 流動性の低いときに、上記のようなヘッドラインが出てくると、ポジションがイッキに偏ることがあります。 リスク管理は注意しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
8月12日(月曜日)
東京市場休場
8月13日(火曜日)
01:00 USD WASDEレポート(世界農業供給と需要予測レポート)
03:00 USD 月次財政収支
07:00 AUD ケントRBA総裁補佐発言
10:30 AUD NAB企業信頼感指数