2020年11月30日
感謝祭明けの月末、米国の動きに注目! 「11月30日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
本日はOPEC会合が開催される予定です。
コロナで需要が落ちた原油を協調減産して価格調整しているのですが、ワクチンによる景気回復期待から原油価格が戻ってきているので協調減産を緩和するのではないかと注目されています。
最終的には、OPEC非加盟国も合わせて協議される明日に結果が出ると思いますが、本日のOPEC会合でも反対意見などが出てこないか気になります。
原油価格が低下すれば、カナダドルの上値が重くなってくるのではないかと見ています。
目次
◎本日の注目点
1)感謝祭明け
本日の米国は感謝祭明け、先週の木曜日はお休み、金曜日は短縮取引であったため、実質的には4連休明けのようなものです。
連休明けの米国が今まで通りリスクオン相場を継続するのか注目です。
特に、リスクオンで米金利が上昇してくるのか、金利が上昇した場合に米ドルが買われるのかに注目しています。
また、本日は感謝祭明け以外にも月末要因もあります。
東京仲値、ロンドンFIXなど実需の動きにも注意しておきたいと思います。
2)離脱協議
離脱交渉チームからコロナ感染者が出たことでオンライン交渉となっていましたが、先週末より対面による離脱協議が再開されました。
合意に向けて前向きな発言も出てきていますが、やはり漁業権や補助金問題、司法権について解決が難しそうな感じです。
交渉期限を今週いっぱいという話も出てきたいることから、合意・決裂などの観測報道によってポンドが上下に動く展開が予想されます。
◎本日のイベントスケジュール
11月30日(月曜日)
OPEC会合
ユーロ圏財務相会合
09:00 NZD NZ企業景況感指数
10:00 CNY 中国製造業PMI
19:00 EUR ラガルドECB総裁発言
22:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)
23:30 GBP テンレイロBOE外部理事
12月1日(火曜日)
00:00 USD 米中古住宅販売保留
08:30 JPY 日本失業率
09:30 AUD 豪建築許可件数