2019年7月12日
日本は3連休前、議会証言をどう消化するのか!? ~7月12日の注目点とイベントスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は、東京市場で一気に円高が進んだかと思えば、欧州市場で反発上昇! 全戻しとなっています。 先週の雇用統計結果を受けて、FOMC利下げ幅0.5%はほぼなくなっていました。 ただ、昨日の要人発言からは、再度0.5%利下げの発言が出てきました。 マーケットは反応薄、0.25%利下げだと思っているようです。
米長期金利は、2.0%台を維持し、反発上昇しています。 金利の上昇にドル円も追随中です。
また、米株価・ダウ平均は大台27,000ドルを突破しています。
目次
◎本日の注目点
1)米金利動向
世界的緩和政策にシフトする中で、長期金利も世界的に下落中です。 マーケットの注目も金利動向に向いています。 特に米ドルは米長期金利に相関性が強まっています。 長期金利の動向に注目です。
2)週末・3連休前
本日は週末で、日本は3連休前です。 最近おとなしいトランプ大統領ですが、リスクは多く抱えています。 週末に何か発言や、行動に動く可能性があります。 ポジション調整等気を付けておきたいと思います。
3)トランプ大統領
トランプ大統領と対立する国が増えてきています。 米中関係では、G20後に落ち着いてきていましたが、昨日中国に対する苦言が出てきました。 いつ、追加関税第4弾などと言いだすかわかりません。 要注意です。
他には、イランの濃縮ウラン、核合意を巡った制裁。 トルコS400ロシア製ミサイルシステムを巡った制裁などです。
また、昨日フランスでデジタル課税が可決。 米国はデジタル課税に反対しています。 トランプ大統領はデジタル課税が課されれば、報復関税に出ると発言していました。 対欧関税などの発言が出てくる可能性もあります要注目です。
◎本日の注目点
7月12日(金曜日)
16:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)
17:30 GBP ブリハBOE外部理事発言
18:00 EUR ビスコ・イタリア中銀総裁、トリア・イタリア財務相発言
21:30 USD PPI(生産者物価指数)
23:00 USD エバンス・シカゴ連銀総裁発言
7月13日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント数