2024年1月10日
明日に米CPI(消費者物価指数)発表を控えて様子見ムード! 「1月10日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は米金利の低下とともにドル売りが進み、ドル円は一時143.65円まで下落しました。
米
ただ、SECが「
ビットコイン現物投資型の上場投資信
本日は明日に米CPI(消費者物価指数)の発表を控えて様子見ムードが強い1日になるのではないかと思います。
要人発言で大きな動きが出ないか注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)経済指標
豪CPI(消費者物価指数)
RBAは昨年12月の四半期金融政策報告でCPI(消費者物価指数)の見通しを4.5%としています。
RBAの物価見通し通りになるのか、それとも見通しよりも物価が低い結果となりインフレの鈍化が確認されるのか、CPI(消費者物価指数)の結果に注目です。
物価見通しを下回る結果となれば利下げ期待が高まり、豪ドル売りが進むのではないかと注目しています。
2)要人発言
米FRB
FRBは昨年12月末の時点で24年の利下げ回数が5~6回を織り込まれています。
12月FOMCのドットチャートでは、24年の利下げ予想が3回だったことを考えると、織り込みが過ぎているように思います。
マーケットも織り込みすぎた利下げ期待を巻き戻すように米金利は上昇し、ドル買いが進んでいます。
このまま巻き戻すように利下げ期待が後退しドル買いが進むのか、それとも再度利下げ期待が進みドル売りが再開するのか、要人発言や指標結果に注目です。
欧州ECB
ECBはFRBよりも先に利下げに踏み切るのではないかと注目されています。
利下げ時期や利下げ回数など利下げに関する発言が出てこないか注目です。
利下げ期待が進めばユーロ売りが進むのではないかと思います。
英中銀
英国は高い物価と景気悪化でスタグフレーションが懸念されています。
英中銀MPCメンバーは高い金利を維持するためタカ派発言を続けています。
タカ派からハト派の内容に発言内容が変わってくると一気に利下げを織り込み、ポンド売りが進むのではないかと思います。
ハト派発言が出てこないか注目です。
日銀
日銀は昨年12月にマイナス金利解除の期待が高まり円買いが進みました。
ただ、正月の能登地震の影響で日銀がマイナス金利の解除を先延ばしするのではないかとの観測から円売りが進んでいます。
3月や4月の日銀金融政策決定会合でマイナス金利解除に踏み切るのか、それとも先延ばしするのか、マイナス金利解除に関する発言に注目です。
◎本日のイベントスケジュール
1月10日(水曜日)
09:30 AUD 豪CPI(消費者物価指数)
16:00 SEK スウェーデンCPI(消費者物価指数)
16:00 NOK ノルウェーCPI(消費者物価指数)
17:20 EUR デギントスECB副総裁発言
23:00 EUR シュナーベルECB専務理事発言
23:15 GBP ベイリーBOE総裁発言
1月11日(木曜日)
00:30 USD 原油在庫量
03:00 USD 米10年債入札
05:15 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言