2020年10月23日
最後のテレビ討論会に要注目! 「10月23日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
大統領選挙が近づき、テレビ討論会を控えて昨日は動きづらい展開となりました。
注目されている、英離脱協議や米追加景気対策案に関しては、これといった目新しい情報が出てこず、材料視しづらい状況となっています。
25日が週末で、本日が実質五十日となり仲値やロンドンFIXの実需の動きには注意が必要です。
また、週末に英離脱協議や米追加景気対策案など政治が動く可能性があるので、ポジション調整は気を付けたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)米大統領選挙第3回テレビ討論会
本日は最後のテレビ討論会が予定されて、劣勢のトランプ大統領がどこまでバイデン氏を追い詰めることが出来るかが注目されている。
今回のテレビ討論会では、前回のようにお互いの話を遮らないように、自身の持ち時間以外はマイクがミュートされる新たなルールが追加されていて、司会者が以下の論点について質問し、各候補が交代で答える形式がとられている。
論点
・新型コロナウイルス対策
・アメリカの家族問題
・アメリアの人種問題
・気候変動
・国家安全保障
・リーダーシップ
また、事前にあげられている論点とは別にバイデン候補のウクライナ問題と、トランプ大統領の中国の金融機関に保有する銀行口座に対してなどにも注目されている。
ただでさえ劣勢のトランプ大統領ですが、今回の司会者は民主党寄りと言われ、論点の中にトランプ大統領が成果を強調出来そうな「外交」や「経済」が入っていないことから、今回のテレビ討論会はトランプ大統領にとってより苦しい展開が予想されることから、トランプ大統領がどこまで頑張れるか楽しみです。
2)製造業・サービス業・総合PMI
本日は欧州と英国、米国で製造業・サービス業・総合PMIの速報値の発表が予定されている。
先月の速報値発表時もサービス業が予想よりも悪化していたことから、ユーロが下落しました。
本日も、予想を下回るようであれば、ユーロの重しとなるのではないかと予想されます。
また、離脱を控えた英国や、大統領選挙やコロナの再拡大で不透明感が広がる米国の見通しも注目です。
3)離脱協議
英国とEUは離脱協議を継続しており、25日まで協議すると伝わっています。
EUのバルニエ主席交渉官がロンドンを訪問していることから、合意に向けて期待感は高まっているのですが、一向に前向きな話が出てきません。
25日までということは、週末に一旦に結果が出てきます。
合意となれば週明けポンドは上昇して窓開け、決裂となれば週明けポンドは下落して窓開けする可能性があるので、ポンドの持越しは注意が必要です。
◎本日のイベントスケジュール
10月23日(金曜日)
米大統領選挙第3回テレビ討論会
10:00 USD 米大統領選挙第3回テレビ討論会
15:00 GBP 英小売売上高
16:15 EUR フランス製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
16:30 EUR ドイツ製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
17:00 EUR ユーロ圏製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
17:00 EUR ドイツIFO景況指数
17:30 GBP 英製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
22:45 USD 米製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
23:00 GBP ラムスデンBOE副総裁発言
10月24日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
10月25日(日曜日)
欧州がサマータイム終了
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