月末で重要経済指標が多数予定の1週間! 「2月26日週の注目点とイベントスケジュール」

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2024年2月26日

月末で重要経済指標が多数予定の1週間! 「2月26日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週は注目されていた日経平均株価がバブル時期の最高値を更新して、史上最高値を記録しました。

金曜日は東京市場が休場だったため先物価格だけですが、日経先物は一時39,629円まで上昇し、終値で39,427円を記録しています。

今週も日経平均の上昇が注目されるポイントになりそうです。

 

株価の上昇は日本だけではなく、フランスやドイツでも史上最高値を更新し、米国株式市場でもダウ平均やS&P500も史上最高値を更新し続けています。

 

また、週末には米大統領選挙の共和党予備選挙でトランプ前大統領が5連勝を収め、指名獲得が濃厚となってきています。

このことでトランプ前大統領が大統領選で勝利した場合のリスク、対中関税などのリスクが話題に上がるようになってきています。

 

今週は経済指標も多く予定されており、結果を受けて大きく動く1週間となるのではないかと思っています。

また、指標結果を受けて要人発言に変化があるのか、利下げ時期のヒントが出てくるのかにも注目しておきたいと思います。

目次

◎今週の注目点

 

1)金融政策

 

RBNZ理事会

注目度:かなり高い

織り込み度:据え置きが織り込み済み

バイアス:特になし

ポイント:追加利上げの可能性

 

強い経済指標の結果に加えて、豪大手銀行がRBNZの追加利上げを予想したことで追加利上げの有無に注目が集まっています。

今回のRBNZ理事会では据え置きが予想されていますが、声明文や記者会見で追加利上げの可能性に繋がるヒントが出てくるようであればNZ金利は上昇し、NZドル買いが進むのではないかと思います。

逆に追加利上げの可能性を否定し、次の変更は利下げというような内容が出てくると大きくNZドルが売られるのではないかと注目しています。

 

 

 

2)経済指標

 

日本CPI(消費者物価指数)

日銀が目標としている物価目標ですが、一時は目標である2%を超えていましたが、直近では割り込んできており、少しづつ低下傾向にあります。

今回も市場予想では2%を下回るだけでなく、前回値よりも低下が予想されています。

このまま物価が低下していくようであれば、日銀による金融正常化は先送りとなる可能性が出てきます。

金融正常化が先送りになれば円安が進む可能性があり、再度152円を目指す展開もあるのではないかと注目しています。

 

 

 

豪CPI(消費者物価指数)

お隣ニュージーランドでは追加利上げが予想される状況です。

今回の豪州CPI(消費者物価指数)の結果が市場予想を大きく上回る結果となれば、RBAの追加利上げの可能性も意識されるのではないかと注目しています。

逆に市場予想を大きく下回る結果となれば利下げ期待が高まり豪ドルが大きく売られるのではないかと注目しています。

 

 

 

米GDP(改定値)

米国は強い経済と高止まりするインフレから利下げ期待が後退しています。

今回のGDPは改定値なので大きな乖離は出ないと思いますが、市場予想を上回り速報値から上方修正されるようであれば利下げ期待はさらに後退するのではないかと注目しています。

 

 

 

豪小売売上高

豪州の景気を確認するため、小売売上高の結果に注目。

小売りの状況が市場予想を下回り、豪州の経済に低下がみられると利下げ期待に繋がり豪ドルが売られるのではないかと注目しています。

 

 

 

フランス・ドイツHICP(消費者物価指数)(速報値)

欧米英でECBが最初に利下げするのではないかと注目されています。

そのためにはインフレ低下が確認する必要があり、物価指標であるHICP(消費者物価指数)に注目が集まっています。

欧州で経済規模の大きいフランスやドイツのHICP(消費者物価指数)が市場予想や前回値を下回ると利下げ期待が高まりユーロ売りに繋がるのではないかと思います。

 

 

 

PCEデフレーター

FRBが金融政策の判断に最も注目している物価指標であるPCEデフレーターに注目。

先日のCPI(消費者物価指数)も市場予想を上回る結果となっています。

今回のPCEデフレーターは市場予想を上回る結果となれば前回値を上回る結果となり、インフレの高止まり、再度上昇のリスクから利下げ時期が後退するのではないかと注目しています。

 

 

 

失業保険申請件数

FRBの利下げ判断の一つとして雇用に注目しています。

失業保険申請件数は毎週発表され、雇用指標の先行指標として注目されています。

特に失業率に繋がる失業保険の継続申請数に注目です。

 

 

 

カナダGDP

カナダ中銀はFRBよりも先行して利上げをスタートして、利上げ終了も先行しました。

このことからFRBに先行して利下げを進めるのではないかと注目されています。

先日発表された雇用は強く、物価は市場予想を下回る結果となっており、GDPが上振れるのか下振れるのか注目されています。

GDPが弱ければ利下げ期待が高まり、カナダドルが売られる展開となるのではないかと注目しています。

 

 

 

ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(速報値)

欧米英でECBが最初に利下げするのではないかと注目されています。

そのためにはインフレ低下が確認する必要があり、物価指標であるHICP(消費者物価指数)に注目が集まっています。

欧州で経済規模の大きいフランスやドイツのHICP(消費者物価指数)に続き、ユーロ圏のHICP(消費者物価指数)が市場予想や前回値を上回るのか、下回るのか注目です。

予想を下回る結果となれば、利下げ期待が高まりユーロ売りに繋がるのではないかと思います。

 

 

 

ISM製造業景況指数

米国の製造業の景況感を示すISM製造業景況指数に注目です。

強い経済が示されることで利下げ期待が後退しています。

ISM製造業景況指数の結果が市場予想を下回る結果となると、今後の製造業の景気後退が意識されます。

景気の悪化が懸念される展開となれば利下げ期待が高まりドル売りが進むのでないかと注目しています。

 

 

 

ミシガン大学消費者信頼感指数(確定値)・期待インフレ率

ミシガン大学消費者信頼感指数は改定値のため市場予想を結果が乖離する可能性が低く、あまり動かない可能性があります。

注目しておきたいのは期待インフレ率で、FRBの予想するインフレ見通しと合致する結果となるのか、前回値よりも上方修正されるのか下方修正されるのかに注目です。

インフレが落ち着いていくのか、落ち着きが確認されれば利下げのハードルは下がるのではないかと注目しています。

 

 

 

3)要人発言

 

今週は重要指標が多く、指標結果を受けて要人発言に変化があるのか注目しています。

 

要人発言は各国中銀の利下げ時期に関する発言に注目が集まっています。

米国は6月利下げが注目され、年内3~4回くらいになるのではないかと予想されています。

欧州では早ければ3月、4月もしくは6月の利下げがメイン予想となっています。

英国は6月以降ではないかと思われていましたが、先週の発言の中でインフレ低下を確認する前の利下げについて言及され5月の利下げ期待が高まっています。

スイスは3月利下げの可能性が出てきており、各国の要人発言から利下げ時期のヒントを探したいと思います。

 

また、日銀は金融正常化に向けての発言に注目が集まっています。

今週は日本のCPI(消費者物価指数)が予定されており、結果を受けて金融正常化に関する発言に変化が出てくるのかにも注目です。

物価上昇率が低下してきている状況となれば金融正常化は先送りになる可能性が出てくるのではないかと思っています。

その他にも介入警戒、口先介入にも注目です。

ドル円は150円を超えて151円手前で推移している状況で、鈴木財務相や神田財務官からは口先介入発言が出ていますが、レベル感的にはまだ軽い表現となっています。

今週は重要指標も多く、指標結果を受けて151円を超えて152円が近付いた時に、けん制発言のレベル感がどこまで思い表現となってくるのか注目しておきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

2月26日(月曜日)

 

18:00 GBP ブリーデンBOE副総裁発言

20:00 GBP ピルBOE主席エコノミスト発言

20:30 EUR ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁発言

22:00 EUR ナーゲル・ドイツ連銀総裁発言

 

 

2月27日(火曜日)

 

00:00 USD 米新築住宅販売戸数

01:00 EUR ラガルドECB総裁発言

01:30 USD 米2年債入札

03:00 USD 米5年債入札

08:30 JPY 日本CPI(消費者物価指数)

16:00 EUR ドイツGfk消費者信頼感指数

22:30 USD 米耐久財受注

22:40 GBP ラムズデンBOE副総裁発言

23:05 USD バーFRB副議長発言

 

 

2月28日(水曜日)

 

G20財務相・中央銀行総裁会議

 

00:00 USD 米消費者信頼感指数

03:00 USD 米7年債入札

09:30 AUD 豪CPI(消費者物価指数)

10:00 NZD RBNZ理事会・政策金利・声明文発表

11:00 NZD オアRBNZ総裁記者会見

22:30 USD 米GDP(改定値)

 

 

2月29日(木曜日)

 

G20財務相・中央銀行総裁会議

 

00:30 GBP マンBOE外部理事発言

00:30 USD 原油在庫量

02:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

02:15 USD コリンズ・ボストン連銀総裁発言

02:45 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

09:30 AUD 豪小売売上高

10:30 JPY 高田日銀審議員発言

16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(速報値)

17:55 EUR ドイツ雇用統計・失業率

19:00 JPY 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)

22:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)(速報値)

22:30 USD PCEデフレーター、失業保険申請件数

22:30 CAD カナダGDP

 

 

3月1日(金曜日)

 

00:00 USD 米中古住宅販売保留

00:50 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

01:00 USD グールズビー・シカゴ連銀総裁発言

03:15 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言

08:30 JPY 日本失業率

09:05 NZD オアRBNZ総裁発言

10:10 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

10:30 CNY 中国製造業・非製造業PMI

10:45 CNY 財新製造業PMI

17:50 EUR フランス製造業PMI(改定値)

17:55 EUR ドイツ製造業PMI(改定値)

18:00 EUR ユーロ家製造業PMI(改定値)

18:30 GBP 英製造業PMI(改定値)

19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(速報値)

23:00 GBP ピルBOE主席エコノミスト発言

23:45 USD 製造業PMI(改定値)

 

 

3月2日(土曜日)

 

00:00 USD ISM製造業景況指数、ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)・期待インフレ率

00:15 USD ウォラーFRB理事発言

00:30 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

03:00 USD アトランタ連銀GDPNow、ベイカーヒューズ社リグカウント

03:30 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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