2021年10月26日
様子見ムードの中、リスク要因に注目! 「10月26日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は、週後半に指標やECB理事会、来週にFOMCを控えて動きづらい展開となりました。
その中で注目が集まっているのが燃料資源価格の上昇で、原油価格が2014年以来の高値WTI原油価格85ドル台まで上昇しています。
OPECプラスに対して増産要請は出ているようですが、OPECプラスは増産に消極的と伝わったことで原油価格が上昇しているようです。
本日もイベントが少ないので、リスク要因などによってマーケットが動いていくのではないか、また、昨日のように様子見ムードで小動きな展開になるのではないかと考えています。
目次
◎本日の注目点
1)リスク要因
本日はイベントが少なく取引材料が少ないことや、週後半の米GDPやPCEデフレーターの発表、ECB理事会、来週のFOMCを控えて様子見ムードが高くなって小動きな展開が続くのではないかと思います。
そんな中で、大きく動く要因としてリスク要因が挙げられます。
なかでも注目しているのは中国リスクと北アイルランド議定書の問題、燃料資源価格の上昇です。
中国リスクに関しては中国恒大集団のデフォルトに関するヘッドラインと、上海総合指数や香港ハンセン指数に注目。
株価が下落するとリスクオフに繋がる可能性に注意しています。
北アイルランド議定書の問題は、欧州や英国の要人から離脱協議委に関するヘッドラインに注目。
解決に向かえばポンド買い、決裂に向かうとポンド売りに繋がると思っています。
燃料資源価格の上昇に関しては、原油価格の上昇とCOP26の石炭火力発言に注目です。
燃料資源価格が上昇すると円安圧力になるのではないかと考えています。
2)米金利
本日は消費者信頼感指数や米国2年債の入札が予定されています。
FOMCを控えてブラックアウト期間に突入していることから、指標や国債入札による米金利の動向に注目が集まると見ています。
米金利の動向と米ドルの動きに注目です。
◎本日のイベントスケジュール
10月26日(火曜日)
16:30 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言
23:00 USD 米消費者信頼感指数・新築住宅販売戸数
10月27日(水曜日)
00:45 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言
02:00 USD 米2年債入札
06:45 NZD NZ貿易収支
09:30 AUD 豪四半期CPI(消費者物価指数)
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