欧州・米国の物価指標に注目! 「1月31日の注目点とイベントスケジュール」

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2025年1月31日

欧州・米国の物価指標に注目! 「1月31日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日はECB理事会で市場予想通り政策金利を0.25%引き下げることを決定。

声明文で「ディスインフレのプロセスは順調に進んでいる」「理事会は特定の金利経路を事前にコミットしない」と表明し、ラガルドECB総裁が理事会後の会見で「インフレ目標への持続的な回帰に向けた指標が進展」「2025年のうちにインフレ率2%の達成に自信」と述べたことでユーロの買い戻しが進みました。

ただ、欧州時間に発表された10∼12月期ユーロ圏域内総生産(GDP)速報値が予想を下回ったことや、ラガルド総裁が「利下げを止める議論は時期尚早」と述べ、利下げ継続を示唆するとユーロ買いの勢いは弱まりました。

 

トランプ米大統領が合成麻薬フェンタニルを含む複数の理由を挙げて、「カナダとメキシコに25%の関税措置を発動する」と再表明すると、米インフレ再加速への懸念が高まりドル買いが進みました。

 

本日は欧州や米国で物価指標が発表されるので注目しておきたいと思います。

目次

◎本日の注目点

 

1)経済指標

 

フランス・ドイツHICP(消費者物価指数)(速報値)

欧州の中でも1・2の経済大国であるドイツやフランスの物価に注目です。

物価が低下しているようであれば追加利下げに繋がるのではないかと思います。

 

 

 

米PCEデフレーター

PCEデフレーターはFRBが物価指標で最も注目している指標です。

PCEデフレーターが強い結果となれば、米国の根強いインフレから利下げ後退に繋がるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

1月31日(金曜日)

 

10:45 CNY 財新製造業PMI

16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(速報値)

19:00 JPY 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)

22:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)(速報値)

22:30 USD 米PCEデフレーター

22:30 USD ボウマンFRB理事発言

23:30 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言

 

 

2月1日(土曜日)

 

03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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