欧米英の製造業・サービス業・総合PMI(速報値)に注目! 「1月24日の注目点とイベントスケジュール」

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2024年1月24日

欧米英の製造業・サービス業・総合PMI(速報値)に注目! 「1月24日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は注目の日銀金融政策決定会合で市場予想通り現状維持が発表されました。

注目していた「必要であれば躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる」という緩和姿勢に繋がる文言は削除されることなく残る結果となりました。

 

記者会見で「物価目標の実現確度、少しずつ高まっていると判断」「目標を見通せれば、マイナス金利含む緩和策の継続の是非を検討する」と金融正常化が近いと思われる発言が出てくると円買いが進み

ドル円は一時146.98円まで下落しました。

ただ、「能登半島地震で非常に大きなマイナスの影響があれば、出口判断に影響する」「物価2%の前に利上げした場合、デフレに戻るリスクも上がる」などとハト派な発言もあり、ドル円の押し目買いから買い戻しが進みました。

 

NY市場では米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.15%台まで上昇すると全般ドル買いが活発化し、東京市場の高値148.55円を上抜けて一時148.70円まで上値を伸ばしました。

 

本日は欧米英で製造業・サービス業・総合PMIの速報値が発表されます。

利下げ観測に大きく影響するのではないかと注目しています。

 

また、カナダ中銀の政策発表が予定されています。

サプライズは無く据え置きだと思いますが、今回から発表時間が変更されるので時間だけは注意しておきたいと思います。

目次

◎本日の注目点

 

1)金融政策

 

カナダ中銀政策金利

注目度:やや高い

織り込み度:据え置きを織り込み済み

バイアス:特になし

ポイント:利下げ見通し

 

カナダ中銀は4会合連続で据え置きを発表すると予想されています。

こちらはサプライズは無いと思われます。

注目は景気見通し、インフレ見通し、利下げ見通しです。

年後半に利下げを実施することができるのか注目です。

 

 

 

2)経済指標

 

製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

今週はフランス・ドイツ・ユーロ圏・英国・米国で製造業・サービス業・総合PMI(速報値)が発表されます。

利下げ時期に注目が集まる中、各国の景況感がどこまで悪化しているのかPMIに注目です。

今回の製造業・サービス業・総合PMIは速報値なので市場予想を結果が乖離する可能性が高いので注目。

また、注目度が高いので大きく動く可能性があると思っています。

 

 

 

3)要人発言

 

今週はブラックアウト期間で要人発言はほとんどないと思います。

金融政策発表後の発言に注目しておきたいと思います。

今週の発言で最も注目しておきたいのは日銀・政府の発言で、為替介入に関する発言です。

先週、148円台後半に近づくと鈴木財務相からけん制発言が出てきています。

このまま円安が進むようであれば口先介入が出てくるのではないかと注目しています。

レベル感と一緒に注意しておきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

1月24日(水曜日)

 

17:15 EUR フランス製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

17:30 EUR ドイツ製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

18:00 EUR ユーロ圏製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

18:30 GBP 英製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

23:45 USD 米製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

23:45 CAD カナダ中銀政策金利発表

 

 

1月25日(木曜日)

 

00:30 USD 原油在庫量

00:30 CAD マックレムBOC総裁記者会見

03:00 USD 米5年債入札

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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