昨日は原油価格が歴史的水準、原油先物取引市場は歴史的相場となりました。

5月末で期限を迎える原油先物価格は15ドル台から下落をはじめ、0ドルを割り込み、一時minus0ドルを記録したうえで最終的にはマイナス37ドルで終了しました。

3:00過ぎ、4:00過ぎなど証券会社によって表示価格に差が出てきたり、価格を表示できなくなったりするような状況となっていました。

 

コロナウイルスによる原油需要の低下、産油国による過剰供給、積みあがった原油在庫、取引期限日などいくつも要因が重なった結果、歴史的な相場となったようです。

 

 

◎本日の注目点

 

１）原油価格

 

昨日５月末で期限を迎える原油先物取引が価格崩壊、21日で取引期限を迎える直前には1バレル＝0ドルを割り込み、1バレル=-37ドルという歴史的な数字を記録しました。

取引限月が本日から変わります。

原油価格がどの様に動いていくのか、下落は止まるのか注目です。

 

また、原油価格の下落を受けて、産油国各国がどのように動くのかも併せて注目です。

 

 

 

２）規制解除・外出規制

 

昨日、ニュージーランドのアーダーンNZ首相は1週間でロックダウン制限を緩和すると発表しました。

逆にトルコエルドアン大統領は、23日から4日間、主要都市のロックダウン（都市封鎖）を検討中と発言しています。

 

感染が拡大しているところで外出規制が広がろうとしている状況と、感染者が少なくなり緩和解除が検討・発表されてきている状況と2極化が進んできています。

本日も規制が拡大されるのか、緩和されるのかに注目しておきたいと思います。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

4月21日(火曜日)

 

10:30　AUD　RBA理事会議事要旨

14:00　AUD　ロウRBA総裁発言

15:00　GBP　英雇用統計・平均賃金・失業率

16:30　SEK　スウェーデン失業率

18:00　EUR　ZEWドイツ景況感指数

18:00　EUR　ZEWユーロ圏景況感指数

21:30　CAD　カナダ小売売上高

23:00　USD　米中古住宅販売戸数

 

 

 

 

 

 

 

岡ちゃんマンおススメ分析ツール

TradingView

数多くの通貨ペア、商品、債権、株価指数など取り扱っており、様々な分析が出来るプラットフォームです。

為替・株式・債券・商品など各マーケットは相関性があり、各マーケットを見比べることはトレードにとってプラスになります。

1枚のチャートに為替と株価指数や、為替と商品などを重ねて表示できるのは比較するときにとても便利です。

多くの機能は無料で使えるので試しに使ってみてはいかがでしょう！

 

SNS機能も付いているので、是非フォローしていただけたらと思います↓↓↓

https://jp.tradingview.com/u/okachanman/