2021年10月13日
注目の米CPI(消費者物価指数)・FOMC議事要旨発表! 「10月13日の注目点とイベントスケジュール
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は、本日発表のCPI(消費者物価指数)やFOMC議事要旨を控えて動きづらい1日でした。
英国では雇用統計が発表されましたが、米雇用統計と似たような内容で人手不足が見えてくる内容でした。
雇用者数は少なく、失業率はやや改善、平均賃金は予想を大幅に上回る結果となっています。
人件費がここまで上昇していると、どこまで物価上昇に繋がっているか英CPI(消費者物価指数)に注目が集まる結果だったのではないかと思います。
本日は注目の米CPI(消費者物価指数)やFOMC議事要旨が発表されるので大きく動くのではないかと期待しています。
目次
◎本日の注目点
1)米CPI(消費者物価指数)
物価高によるスタグフレーションが注目されています。
本日発表の米CPI(消費者物価指数)で、どこまで物価が上昇しているのか?注目です。
また、先日発表された雇用統計では、時給の伸び(所得)は4.6%でした。
物価の上昇率が所得の伸びを上回るのかにも注目です。
物価上昇>所得の伸びとなった場合は、消費活動の低下に繋がり、景気後退に繋がりやすくなるので要注目です。
2)FOMC議事要旨
先日のFOMCでテーパリングについては、年内でほぼ確定のような内容でした。
次の焦点は利上げ時期となっています。
本日発表のFOMC議事要旨で、利上げに関するヒントが出てきていないか注目です。
特に物価高について議論されていたかに注目。
物価高を懸念しているようであれば利上げ期待に繋がります。
FOMC議事要旨の発表後に、利上げ期待が高まれば金利が上昇すると思われるので、発表内容と併せて米金利にも注目です。
3)燃料資源価格
燃料資源価格の上昇、物価高、スタグフレーション、この3つのワードをよく見かけます。
物価高によるスタグフレーションが懸念される中で、燃料資源価格の上昇が止まりません。
本日も原油価格などが上昇するのか、上げ止まるのか注目です。
原油価格が上昇するようであれば米金利の上昇に繋がり、ドル買いなどに繋がる可能性があります。
原油価格をはじめ、燃料資源価格の上昇に注目です。
4)要人発言
本日はカンリフBOE副総裁やブレイナードFRB理事、ボウマンFRB理事など、金融政策に繋がる要人発言が多数予定されています。
またワシントンでG20財務相・中央銀行総裁会議が開催されるので、要人発言が出てきやすい状況です。
要人発言で物価高や利上げに関する発言が出てこないか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
10月13日(水曜日)
G20財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)
15:00 GBP 英月次GDP
15:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)(改定値)
21:30 USD 米CPI(消費者物価指数)
23:30 GBP カンリフBOE副総裁発言
10月14日(木曜日)
02:00 USD 米30年債入札
03:00 USD FOMC議事要旨
05:30 USD ブレイナードFRB理事発言
07:00 AUD デベルRBA総裁補佐発言
09:00 USD ボウマンFRB理事発言
09:30 AUD 豪雇用統計・失業率
10:30 CNY 中国CPI(消費者物価指数)
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