2021年2月19日
注目の製造業・サービス業・総合PMI速報値発表! 「2月19日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はポンドが大きな節目を抜けたことでストップを巻き込みながら上昇、対円や対ドル、対ユーロで大きく上昇しました。
ポンド以外は小幅な動きで方向感に乏しい展開でした。
本日より、中国が春節の長期休暇から戻ってきます。
中国が参入してきた場合の連休明けの動きで、東京市場もボラティリティが高くなるのではないかと注目しています。
また、本日は週末ということで、各市場のクローズ前やロンドンFIXなどのポジション調整による大きな値動きには注意が必要です。
目次
◎本日の注目点
1)製造業・サービス業・総合PMI
本日は注目の製造業・サービス業・総合PMIが発表されます。
特に速報値なので、予想と結果に乖離が出ることが多く、マーケットの反応が大きくなる可能性があります。
フランス・ドイツ・ユーロ圏は特に注目で、昨日のECB理事会議事要旨でマイナス金利の深掘りやユーロ高懸念について触れられていたため、予想を下回るようであればユーロは売られるのではないかと思われます。
また、米国では金利が上昇していて早期のテーパリング論が噂されています。
本日の結果が予想を上回るようであれば、早期のテーパリング論の噂が加速し米金利は上昇しドル買いに繋がるのではないかと思われます。
2)追加経済対策案
米国の追加経済対策案が順調に進んでいるのか注目。
今週の頭にトランプ大統領の弾劾裁判を早々に切り上げてまで協議に入った追加経済対策案ですが、来週にでも民主党の強行採決で決定しそうな状況です。
ただ、問題になりそうなのが「バード・ルール」と言われるもので、「バード・ルール」が適用されるようであればバイデン政権が進める追加経済対策案1.9兆ドルの満額成立は難しくなってしまいます。
議会関係者や共和党議員などから、バード・ルールの適用について発言が出てこないか、民主党議員などから追加経済対策案の採決などについて発言がないか注目です。
仮に、1.9兆ドルの満額出なく、減額されるような発言が出てくると米金利は低下し、ドル安が進むのではないかと予想しています。
◎本日のイベントスケジュール
2月19日(金曜日)
08:50 JPY 日CPI(消費者物価指数)
09:00 AUD 豪小売売上高
16:00 GBP 英小売売上高
16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(改定値)
17:15 EUR フランス製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
17:30 EUR ドイツ製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
18:00 EUR ユーロ圏製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
18:30 GBP 英製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
22:00 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言
22:30 CAD カナダ小売売上高
23:45 USD 米製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
2月20日(土曜日)
00:00 USD 米中古住宅販売戸数
01:00 USD ローゼングレン・ボストン連銀総裁発言
03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
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