2021年2月5日
米・カナダ雇用統計発表! 「2月5日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日の英中銀「Super Thursday」はマイナス金利に否定的な内容が発表されたことでポンド買いに反応。
ポンドは大きく上昇しました。
また、米金利は一時1.16%まで上昇。
コロナ後の高水準まで上昇しています。
米金利の上昇を背景に、ドル円は105.60円まで上昇しています。
目次
◎本日の注目点
1)米雇用統計
NFP雇用統計は、先日のADP雇用統計やISMの好調な結果を受けて期待感が高まっています。
コロナワクチンの接種も進み、追加経済対策案期待から早期の経済回復が期待され米金利は上昇、ドル買いが進んでいます。
本日の雇用統計で予想を上回る結果が出てきた場合の金利の推移と、米ドルの動きに注目です。
NFP雇用統計の各社予想は以下の通り
各社予想 1月米失業率
JPモルガン 6.6%
第一生命経済研究所 6.7%
ドイツ証券 6.7%
バークレイズ・キャピタル 6.7%
BNPパリバ 6.6%
HSBC 6.7%
みずほ総合研究所 6.7%(※1/29時点予想)
モルガン・スタンレー 6.7%
市場コンセンサス 6.7%
前回 6.7%
各社予想 1月米平均時給(前年同月比)
JPモルガン +5.2%
第一生命経済研究所 +5.0%
バークレイズ・キャピタル +5.0%
BNPパリバ +5.2%
モルガン・スタンレー +5.0%
市場コンセンサス +5.1%
前回 +5.1%
2)米金利
米金利がコロナ後の高水準にきています。
追加経済対策案の期待が大きいと思われます。
その追加経済対策案を巡り、バイデン政権と共和党の協議が続いています。
1.9兆ドル規模を民主党の過半数の力を使って強引に進めるのか?
共和党の議員に協力を求めるのか?
減額して折り合いをつけるのか?
強引に進めた場合、今後の共和党との関係が悪化することが予想され、減額すると公約を破ったと支持率に影響するのではないかと注目しています。
また、協議の進捗状況や発言内容によって、米金利が動くことが予想されるので金利推移に注目です。
3)カナダ雇用統計
本日、カナダの雇用統計も同時発表されます。
カナダ中銀は追加緩和の可能性が噂されていることから、今回の雇用統計の結果が注目されています。
雇用統計の結果が予想を下回るようであれば、追加緩和の可能性が高まり、カナダドルの売りが進むのではないかと思われます。
また、雇用統計の後にはIveyPMIの発表もあるので、併せて注目しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
2月5日(金曜日)
09:30 AUD 四半期金融政策報告
21:15 GBP ベイリーBOE総裁、ラムスデンBOE副総裁発言
22:30 EUR デギントスECB副総裁発言
22:30 USD NFP雇用統計・失業率・平均時給
22:30 CAD カナダ雇用統計
22:30 GBP ベイリーBOE総裁発言
22:30 EUR デギントスECB副総裁発言
2月6日(土曜日)
00:00 CAD IveyPMI
03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
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