米国の景況感と英政治リスクに注目! 「7月6日の注目点とイベントスケジュール」

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2022年7月6日

米国の景況感と英政治リスクに注目! 「7月6日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は欧州圏の総合・サービス業PMIが予想を下回ったことでユーロが大きく売られました。

 

また、RBA理事会では予想通りの0.5%利上げを発表。

声明文では追加利上げの可能性も出ていましたが、市場予想の範囲内だったことからSell The Factとなり豪ドルは売りで反応しています。

 

本日は米国で総合・サービス業PMIやISM非製造業景況指数の発表があるので注目。

昨日、英ジョンソン政権から閣僚2人(スナク財務相とジャビド保健相)が辞任するなど、政治リスクも高まっています。

欧州~NY市場の反応に注目しておきたいと思います。

目次

◎本日の注目点

 

1)経済指標

 

ISM非製造業景況指数

消費大国の米国で非製造業の景況感がどのくらいの数字が出てくるかで、7月FOMCの利上げ幅に影響があると思います。

底堅い数字が出てくると大幅利上げの可能性が高くなるのではないかと思っています。

ただ、反応としては大幅利上げの可能性が高まれば株安・リスクオフが進む可能性があるので、マーケットの反応にも注目です。

 

 

米総合・サービス業PMI

昨日の欧州圏の総合・サービス業PMIが予想を下回ったことでリスクオフが進み、ユーロが大きく売られました。

本日はISM非製造業景況指数もありますが、その前に発表される米総合・サービス業PMIにも注目です。

予想を下回ると昨日に続きリスクオフが進む可能性があるので注目です。

 

 

 

2)リスク要因

 

英政治リスク

昨日、ジョンソン英政権の閣僚2人(スナク財務相とジャビド保健相)が辞任、ジョンソン首相の支持率が低下しポンド売りが進みました。

ジョンソン首相の支持率低下や、スコットランド自治政府の独立を問う住民投票の盛り上がりもリスク要因として注意しておきたいと思います。

そのほかにも英国ではEUとの北アイルランド議定書をめぐる対立が問題となっています。

議定書に関するヘッドラインが出てくるとポンド売りが進む可能性があるので注意しておきたいと思います。

 

 

世界株安リスク

各中銀が引き締めを進めることで景気後退の可能性が高くなり、世界的に株安が進んでいます。

昨日は欧州圏の総合・サービス業PMIが予想を下回ったことでスタグフレーションが意識され、株価が大きく下げてリスクオフが進みました。

本日は米国の指標などが予定されていて、米株暴落の可能性があり、世界的な株安、世界恐慌が意識されると大きくリスクオフに傾く可能性があるので、世界の株価とVIX指数には注意しておきたいと思います。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

7月6日(水曜日)

 

16:00 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト発言

17:10 GBP ピルBOE主席エコノミスト発言

17:30 GBP 英建設業PMI

22:00 GBP カンリフBOE副総裁発言

22:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

22:45 USD 米総合・サービス業PMI

23:00 USD ISM非製造業景況指数

 

 

7月7日(木曜日)

 

03:00 USD FOMC議事要旨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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