2021年7月12日
米国債入札はあるものの重要イベントを控えて様子見姿勢か!? 「7月12日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
先週は大きくリスクオフに傾き、円やフランが大きく買われ、資源国通貨が大きく売られました。
リスクオフの要因はハッキリとせず、複数の要因が絡んでリスクオフとなり、今まで上昇を続けていた株価などに利確が入り、利確売りが利確売りを呼んで大きな下落につながったとの見方が出てきています。
金曜日はリスクオフも緩み、株価や為替市場は戻しましたが、今週もリスクオフが継続するのか注目しています。
本日は重要指標が少なく、明日には米CPI(消費者物価指数)や週後半にはパウエルFRB議長の議会証言を控えているので、先週のリスクオフの流れが継続しているのかを確認しながら様子見で動きづらい状況になるのではないかと思います。
目次
◎本日の注目点
1)米金利
本日は米国債の入札、3年債と10年債の入札が予定されています。
一時は米金利が上昇し、10年債利回りは1.7%台まで上昇していましたが、現在1.3%台まで下落しています。
本日の入札で金利が動き、再度上昇するのか注目しています。
金利は低下していても米ドルの動きは底堅いことから、金利が上昇すれば米ドル上昇の追い風となるのではないかと注目しています。
◎本日のイベントスケジュール
7月12日(月曜日)
ユーロ圏財務相会合
18:00 EUR デギントスECB副総裁発言
7月13日(火曜日)
EU財務相理事会
01:00 USD カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁発言
02:00 USD 米3年債・10年債入札
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