米欧首脳欠席のダボス会議スタート! ~1月22日の注目点とイベントスケジュール~

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2019年1月22日

米欧首脳欠席のダボス会議スタート! ~1月22日の注目点とイベントスケジュール~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は、NY市場が休場で、全体的に小動きでした。 英国は、期待された離脱代替案(プランB)は肩透かし、ポンドも思ったよりも動きませんでした。 離脱案(プランB)については、これから修正していくようです。

本日は米国休場明けで、値動きは戻ってくるのか!? 

 

目次

◎本日の注目点

 

 

1)ダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)

 

例年であれば、注目度・影響度ともに高いイベントですが、今年のダボス会議は、トランプ大統領やメイ首相、マクロン大統領など米欧の首脳が欠席を表明しています。 また、米国はムニューシン財務長官など閣僚も出席を取りやめています。

 

昨年を振り返ると、ダボス会議でのムニューシン財務長官のドル安歓迎発言で、大きくドル安・円高が進みました。 世界経済フォーラムと言うだけあって、経済についての発言が続きます。 ヘッドラインに注目しておきたいと思います。

 

 

 

2)政府機関の閉鎖と予算案

 

先週末にトランプ大統領が、民主党に対し不法移民政策について若干の譲歩を見せました。 ただ、民主党は即拒否を表明しています。 休日明けの本日、ダボス会議を欠席してまでの話し合い、どこまで進展があるのか注目です。

 

そろそろ、政府機関の閉鎖も終わりにしないと、各所に影響が出始めています。 トランプ大統領も共和党支持者と民意との間で板挟み。 難しい立場になっています。

次回の大統領選挙のことを考えると、メキシコの壁を建設しないと共和党の支持者は離れていきます。

ただ、民意・政権支持率・世論調査を見ると、政府機関の閉鎖はトランプ大統領の責任とされています。 そのため、民主党は妥協しないと思われます。

メキシコ国境の壁建設を妥協すれば、コアな支持者を失い、このまま政府機関閉鎖が長引けば、政府・大統領の支持率が下がるという状況。 どのように対応するのか注目です。

 

 


政府機関の閉鎖と影響について

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

1月22日(火曜日)

 

EU財務相理事会

ダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)

 

18:30 GBP 雇用者数増減・失業率・平均所得

19:00 EUR ユーロ圏・ドイツZEW景況感指数

 

1月23日(水曜日)

 

ダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)

安倍首相演説(ダボス会議)

 

06:45 NZD 四半期CPI(消費者物価指数)

08:50 JPY 貿易収支

 

 

 

 

◎週間スケジュール

 

 


英国離脱案、米中関係、政府機関閉鎖、リスクイベントに注目の1週間! ~1月21日週の注目点とイベントスケジュール~

 

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