2021年11月30日
米議会に注目! 「11月30日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は感謝祭明けで、マーケットに参加者が戻ってきました。
オミクロン株の影響に関しては限定的と判断したのか、欧米株式市場は上昇し、リスクオフはやや後退しています。
本日は月末なので、仲値やFIXの動きには注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)リスク要因
コロナ感染拡大と変異株(オミクロン株)
先週金曜日にWHOは南アで発見された新型コロナウイルスの変異種をオミクロン株と命名し、懸念される変異型に分類しました。
米国が感謝祭で取引量が激減している状況で発表されたことで株価は下落、マーケットは大きくリスクオフに傾向きましたが、昨日のNY市場の反応を見る限りオミクロン株の影響は限定的ではないかと思います。
今後のオミクロン株の影響がどこまで拡大するのか、リスクオフが継続するのか注目です。
また、製薬会社からの発言やヘッドラインに注目です。
既存のワクチンの効果が、オミクロン株に対しても効果があると発表されれば、一気にリスクオフは後退すると思われ、逆にワクチン効果を薄めるとわかれば、一気にリスクオフが進む可能性があります。
製薬会社やWHOなどの発言、オミクロン株の毒性などについてのヘッドラインに注目です。
米議会
本日は上院議会でパウエルFRB議長、イエレン財務長官の議会証言が予定されています。
コロナ対応の経済対策について、CARES法についての証言です。
予算に対しての証言よりも気になるのは、財源についてです。
もうすぐつなぎ予算の期限が切れ、債務上限問題についても上限が復活します。
再度、財源がリスクになるのではないか、財源についてどのような発言が出てくるかに注目です。
2)要人発言
本日はパウエルFRB議長、イエレン財務長官の議会証言が予定されています。
他にもマンBOE外部理事やウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、クラリダFRB副議長の発言が予定されています。
12月中旬の金融政策発表を前に、もうすぐブラックアウト期間に突入します。
ブラックアウト期間を前に、少しでも政策発表のヒントが出てこないか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
11月30日(火曜日)
10:00 CNY 中国製造業・非製造業PMI
11:00 AUD デベルRBA総裁補佐発言
16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)
17:55 EUR ドイツ雇用統計・失業率
18:00 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言
19:00 EUR イタリアHICP(消費者物価指数)
19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)
22:00 GBP マンBOE外部理事発言
22:30 CAD カナダ7∼9月期GDP
23:00 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言
12月1日(水曜日)
00:00 USD 米消費者信頼感指数
00:00 USD パウエルFRB議長発言(上院議会証言)
00:00 USD イエレン財務長官発言(上院議会証言)
03:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
03:00 USD クラリダFRB副議長発言
09:30 AUD 豪四半期GDP
10:45 CNY 財新製造業PMI
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