2022年12月13日
米CPI(消費者物価指数)発表! 「12月13日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は今週のイベントラッシュを控えて様子見ムードが強い1日でした。
NY後半に米債入札が低調になったことで米金利が上昇し、日米金利差の拡大からドル買い・円安が進み、ドル円は一時138円手前まで上昇しました。
本日はイベントラッシュの第1弾、米CPI(消費者物価指数)が発表されます。
発表前はポジション調整などの動きもあるかと思いますが、基本は様子見ムードが強くなるのではないかと思っています。
目次
◎本日の注目点
1)経済指標
英雇用統計
英国の物価高の要因に人手不足があります。
EUから離脱したことで欧州からの出稼ぎがいなくなり、安い労働力がいなくなったことで平均給与額が上昇しています。
雇用統計では雇用者数も重要ですが、平均賃金がどこまで上昇しているのかに注目です。
平均賃金が予想以上だった場合は人件費の高騰に繋がり、翌日に発表される英CPI(消費者物価指数)の上振れに繋がるのではないかと思います。
物価高となれば利上げ観測に繋がり、ポンド買いに繋がるのではないかと思います。
米CPI(消費者物価指数)
FRBは物価抑制のために動いており、物価高が続くようであればターミナルレート(利上げの最終水準)は上昇するのではないかと思われます。
先日のPPI(生産者物価指数)が予想以上の結果が出てきていることから、CPI(消費者物価指数)も予想以上の結果が出てくるのではないかとの観測があります。
予想以上の結果が出てくるようであればターミナルレート(利上げの最終水準)が上昇するのではないかとの観測に繋がり、ドル買いが進むのではないかと思っています。
◎本日のイベントスケジュール
12月13日(火曜日)
16:00 GBP 英雇用統計・失業率・平均賃金
16:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)(改定値)
19:00 EUR ドイツZEW景況感指数
19:00 EUR ユーロ圏ZEW景況感指数
19:30 GBP 英中銀金融安定報告書
20:00 GBP ベイリーBOE総裁発言
22:30 USD 米CPI(消費者物価指数)
12月14日(水曜日)
03:00 USD 米30年債入札
07:30 AUD ロウRBA総裁発言
08:50 JPY 日銀短観